渡邊、キャンプ始めるってよ!(2017.08.03追記あり)
僕をご存知の皆さんは僕にアウトドアのイメージって全く無いんじゃないかと思います。
おおよそアウトドアが似合わない都会的な洗練された男というのが僕のイメージではないかと(よっしゃフルボッコ来い)。
暑いの嫌い、寒いの嫌い、雨嫌い、土っぽいの嫌い。
こんな男ですが、何を血迷ったのか齢40歳を前に一念発起。
渡邊、キャンプ始めるってよ!
アウトドアとかむしろ大っ嫌いだった
先述した様に、僕は元来アウトドア向きの性格では無いと漠然と思い込んでいました。
アウトドア好きな人たちに対して、暑い・寒い・土っぽいの三重苦に何故自ら身を投じるのか理解に苦しむと本気で思ってましたごめんなさい。
でも僕は山形の田舎の山奥育ち。
小さい頃から土っぽい遊びには慣れてましたし、暑いのも寒いのもそれが当たり前の様に過ごしていました。
さらに屋外でBBQなんかもやってましたし、自邸を建てた現在でも頻繁に続けています。
なおかつスケートボードやスノーボード、BMXなど、お外遊びもずっと続けています。
そして結婚前までは、日本最大級の野外フェス” FUJI ROCK FESTIVAL “に毎年遊びに行ってました。
虫の類いは未だに大っ嫌いですが…
アウトドアっぽいことはそれなりに馴染みがあったはずなのに、なぜアウトドアを毛嫌いしていたのか?
振り返ると多分それは、都会的でオシャレなファッションなどのカルチャーに傾倒していった中学高校時代、それとは真逆のアウトドアのカルチャーを何故か「カッコ悪い」と毛嫌いしてしまったんだと思います。
思春期ど真ん中に植え付けられたそういう勘違いって大人になっても尾をひくもので、つい最近までキャンプとかそういうものに全く興味を示さない、一歩間違えるとキモオタヒキニートまっしぐらな人格になってしまったのです。
嗚呼、若気の至りとは恐ろしい…
何故キャンプ始めようと思ったのか?
そんな偏った思考の僕が何故今更キャンプを始めてみようと思ったのか?
まず上げられるのが、自邸での本格的なBBQ。
自邸を建ててしばらくして、僕は” WEBER “のBBQグリルを購入しました。
BBQと言うと、焼肉の屋外版みたいに思われがちで、僕も完全に見た目だけでWEBERを購入したんですが、この子のおかげでそれまでの僕のBBQ観が完全に覆されました。
別にWEBERじゃなきゃダメって訳ではないんですが、BBQで作れるレシピが増えてきて、それを喜んで食べてくれる人達がいると、これ山の中でやったらもっと楽しいんじゃないか?と思い始める様になりました。
次に昨年ライブ出演させて頂いた山の中での霹靂祭。
携帯の電波も怪しいくらいの山の中でしたし、天気も小雨混じりでお世辞にも快適とは言えない環境だったんですが、それでもあの開放感は野外独特のもので、異常に楽しかった記憶だけが残っています。
野外の開放感に広がる音楽。
彼女(現妻)を連れ立って遊びに行ってたFUJI ROCKの思い出がフィードバックされ、近しい人達と野外で遊ぶ楽しさを再認識しました。
そして一番大きいのが子供達の存在。
昨年夏、子供達の同級生家族と一緒にエコキャンプみちのくに行きました。
その時はコテージに泊まったのですが、目の前に広がる自然を相手にして子供達は嬉々として遊んでるんですよね。
今居住しているのは田舎の山形ですが、それでも山奥ではありません。
自然の中で楽しんでいる子供達の姿は、普段よりも生き生きとして、本来の子供らしさを垣間見た様な気がしました。
クッタクタになるまで遊んで疲れ果てて、とっとと寝てくれるんで大人としては楽だしね。
もうこれ、キャンプ始めるしかないっしょ!?
amazonで爆買い
始めると決めたら早速リサーチ。
アウトドア用のチェアやテーブル、クーラーボックスはすでに所有しておりますが、そのほかの用品は何から手をつけたら良いのかすら思い浮かびません。
すでにキャンプを楽しんでいる方々にアドバイスを求め、いろんなサイトで情報収集を試みました。
目指すのはオシャレな(←ここ重要)ライトキャンパー。
本気じゃなくて充分です。
真冬にキャンプとか子供達には負担になりますし、何より僕自身そんなに気合い入ってません。
暑いの嫌い・寒いの嫌いなのは今更変えられません。
いいんです、にわかキャンパーで。
いいんです、ライトキャンパーで。
身の丈に合わない本格的なものを買ってしまって後で後悔するのは嫌ですからね。
いかにも山って感じのものは自分に似合わないのは分かっていますし、どうせやるなら子供達にも喜んでもらえそうなポップで可愛い、お洒落なものが欲しい。
安価でお洒落なキャンプ用品を探していたらヒットしたのが “DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) “というアウトドアメーカー。
こちらさんのアイテムは小洒落ててとっても可愛い。
その上とっても安価。
僕のようなキャンプ初心者にはとても魅力的なメーカーさんです。
DOPPELGANGERのアイテムを軸に、欲しいものや必要なものをamazonでチョイスしたところ、なんとその数13アイテム(ものによっては同じものを2点購入したので実質それ以上)。
僕のインターネットショッピング史上、一度に13アイテムの注文って初めての試みで、注文直前はさすがにドキドキして喉が渇いてきましたが、これだけ爆買いしてもお値段は有名メーカーの大型テント一張りの金額にも満たないというコスパ抜群のラインナップ。
勇気を出してポチッといってしまいました。
あーあ、もう後には引けないわー。
下記に注文したものを記載してみましたので、何か足りないものがあれば是非アドバイスを下さい。
テント
まず肝心要のテントですが、ワンポール(モノポール)テント(ティピー型テントとも)という形状のものにしてみました。
ウチは子供がまだまだ小さいですし、テントを張るときに手伝ってくれるとは思えません。
妻にもそんな面倒なことさせたくありませんが、一人でテントを設営するのって多分めちゃくちゃ大変だということはド素人の僕でも容易に想像がつきます。
なかなかうまくいかずにせっかくキャンプに来たのにイライラしたくありません。
色々調べると、この形状は設営が比較的簡単というレビューを多々目にしました。
確かに必要箇所にペグ打ち込んだら、あとはポール一本で支えるだけってすごく簡単です。
しかもこの形、先住民族が住んでそうな感じでいかにも子供達が喜びそうな可愛い形してるじゃないですかー!?
サイズも各種あったのですが、狭くてぎゅうぎゅうよりゆったり過ごせた方がいいじゃんという安易な考えで、大人8人が寝れるという一番デカいサイズのものを購入しました(もしかしたらこのデカさで後悔することになるかも?とか思いましたが、家族4人でこれを使っているなんていう方の記事も結構目にしましたので、最後まで迷った末に結局これに)。
このテントにジャストフィットするという専用グラウンドシートも欲しかったのですが、いくら探しても欠品中のため、よく見るブルーシートの4.5m x 4.5mで代用することにしました。
ブルーシートはダサダサですが、見えないように折りたためばいいだけだしね。
あとは入り口部分をタープ状にするためのポールやペグハンマー、予備のペグを2セット。
そしてこれは必要なのか?と言われたら間違い無く必要ではないんですが、テント周りをデコレーションするフラッグを購入。
ヤダ、小粋。
寝袋
テントが決まったら、今度はその中で快適に睡眠できる寝袋を選びます。
テント内で使える折りたたみのベッド(コット)なんかもあるようで目からウロコだったのですが、まずは基本であろう寝袋を購入。
DOPPELGANGERの寝袋には ” 人型寝袋 “なるアグレッシブ過ぎるアイテムもあって笑っちゃったんですが、さすがに最初から人型寝袋を購入する勇気を持ち合わせておらず、一つ購入すれば子供が二人で使えそうなものと、僕達夫妻のものを一つずつ購入しました。
僕ら家族以外の人たちも同じテントに寝る時は、僕ら家族はこの寝袋に就寝。
僕ら家族だけの時は、前述したようにテントがデカいので、後々コットを購入して使用するのもありかなあと思っています。
キャンピングマット
テントを設置した場所に石ころがあると、寝る時痛いというアドバイスを頂いて購入したのがこのキャンピングマット。
エアバルブなる機能を有して空気を取り込み、フカフカのモフモフ、いい感じに柔らかくなるようです。
上述の寝袋にもこのような機能があるらしいので、もしかしたら必要なかったのかもしれませんが、テントの外に置いてもいいですし、キャンプ以外でもレジャーシート代わりに使えそうなので何かと便利に使えそうです。
この柄も可愛くて素敵です。
これを子供達の運動会などに持っていけば、周りとの差別化と共に周りの奥様方からのいい反応が得られることでしょう。
「ヤダ、これかわいい」
「どうぞ、一緒に座りませう」
なんて会話を繰り広げたいものです(妄想くらい自由にさせろ)。
ライト
夜間暗くなったら必須になる灯り。
コールマンのランタンとか色々と雰囲気のあるものがたくさんありますが、やっぱりここでも馬鹿の一つ覚えでDOPPELGANGER。
外用ではパタパタ折りたたんで使えてしまうLEDランタンをチョイス。
そしてテント内用として、ワンポールテントのポールにガチャポンで接続して使えてしまうライトをチョイスしました。
どちらも価格を見ると、本当にこんなに安くていいのか?と思いますが、屋外でガンガン使うものですし、壊れてしまっても諦めのつく金額かなと。
どちらも電池式なので充電式電池を使ってしまえば無駄なものは発生せず、しかも前者は折りたたんだ状態でも発光できるので、夜中トイレに行きたくなった子供達をテント外へ連れ出す時も重宝しそうです。
そして他のテントの夜這いにもry(以下自主規制)。
焚火台
キャンプやりたいと思ってテントよりも先、一番初めに選んだアイテムです。
さすがに手持ちのWEBERのグリルを車載するのは面倒ですしスペースの問題もあります。
BBQなんかは自宅でなんぼでも出来るんですが、やっぱ屋外のキャンプでは焚き火も楽しみたい。
その願いを叶えてくれるであろうユニフレームのファイアグリルです。
付属の網でBBQも出来ますし、網を取っ払ってしまえば焚き火も可能です。
また、別売りの頑丈な網を購入すればダッジオーブンやスキレットで料理も出来ます。
焚火台は国産の某メーカーさんのが最強レベルにカッコいいんですが、お値段も最強レベルにカッコいい。
その四分の一の価格でこれは買えてしまいますし、レビューを見ても軒並み高評価。
炭を掴むトング、食材を掴むトングは現在使用しているものを流用すればOK。
昼間はガンガン料理して、夜は焚き火を見ながらチルアウト。
最高最高アンド最高。
その状況でアコースティックギターなんざー爪弾いたら、女子はうっとりメロメロどころか周りの方々からの苦情必発だと思いますので、万が一ギターは持って行っても焚き火の燃料にするくらいで止めておきます。
そしてちゃっかり、普通の軍手は色気ないのでDOPPELGANGERの派手な軍手を購入しました。
あー、ダッジオーブンとスキレット欲しいわー。
ワゴン
これも本当に必要なのか?と言われたら多分必要無いんですが、そのルックスがあまりにも可愛らしくてうっかり購入してしまいました。
昨年エコキャンプみちのくに行った時に痛感しましたが、一家族がキャンプに行くとなると荷物の量が結構多くなります。
前述のようにその時はコテージ泊だったため荷物の運搬は大したことなかったんですが、あの荷物にテントや寝袋が加わり、さらにそれらを運搬しなきゃいけないとなると相当な労力が必要です。
テントサイトギリギリまで車を乗り入れ可能なオートキャンプ場ならいざ知らず、全てのキャンプ場がそうとは限りません。
そんな荷物の運搬で無駄なエネルギーを消費しないためにこれを購入しました。
写真からは伝わり辛いですが、これは可愛いルックスの割に案外大きいです。
しかも最大積載重量がなんと100kg。
バコバコ道具を積みまくって、なんだったら子供もこいつにぶち込んで、子連れ狼(っていうテレビ時代劇ありましたよね?)みたいにキャンプサイトを練り歩いたら可愛いじゃないか!?
これ自体が小さく折りたためてコンパクトに収納できるそうですが、自宅の空きスペースにワゴンを展開して置いておき、キャンプグッズをぶち込んでおけばとっ散らかることもなく収納に困ることもなさそうですし、これも何かと普段の生活でも運用できそうです。
賽は投げられた!あとは行くだけ!
さあ、ここまで爆買いしてしまってからではもう後には引けません。
妻からは
「アンタは昔から買うことで満足しちゃうタイプだからちゃんとキャンプ連れてってよねー」
というキツーい、いや、ありがたーい一言を頂きました。
よっしゃ5月の連休に連れてったるわ!とイキってみたところ
「5月初旬は夜間寒くて子供達に負担かかるんじゃないのー?」
というとても冷静な分析結果も頂きました。
とりあえず5月の連休中は自宅でBBQでもやりながら綿密な計画を立てて、近くの公園でテントを立てる練習もして、5月下旬から6月上旬にキャンプデビューしたいところです。
ここに記述したアイテム以外でこれ買っとけとか、これがあると便利とか、そういう情報があったら是非初心者の僕に教えてください。
それからあくまでも目指すのはライトなキャンパーなので、購入したアイテムに対するガチキャンパーの皆様からのガチ文句やディスり方面のコメントはご遠慮願います。
最後に一つエピソードを。
僕は常日頃、ウチの長男に
「お前悩み事とか無さそうで毎日楽しそうでいいなー」
と言っているのですが、今回キャンプ用品を選んでいる様子を見て、呆れ顔の妻から言われた一言が僕の心をえぐりました。
「アンタも悩み事とか無さそうで毎日楽しそうだねー」
はい、その通りです。
追記 その後購入したもの
こちら の記事にもアップしましたが、このエントリー後無事にキャンプデビューを果たしました。
上記購入したもの以外で必要なモノも分かりましたし、逆に物欲が刺激されてどうしようもない状態です(自制心がないだけですが)。
その後購入したものをこの先時系列順に以下に挙げていきます。
飯盒
初キャンプ直前に「米を炊く」と息巻く妻の気合いに押されて購入しました。
飯盒でご飯を炊くとか小学校以来でしたが、美味しく炊けました。
その時の様子は こちら 。
ヘビーロストル
ユニフレームの焚き火台で煮炊きするときに使用する太めの網です。
付属の網はBBQ用で重いものには耐えられないので、クッカーや飯盒を乗せるときなんかはこれがあった方が便利です。
また、火起こし、炭起こしの時に焚き火台受け皿底面にこれを置けば、空気の取り込みが良くなります。
コンパクトバーナー
初キャンプの顛末 にも書きましたが、持参したカセットコンロが点火しないというアクシデントが発生。
焚き火台でなんとかなったものの、コンパクトなバーナーはあった方が便利良いだろうと下山してすぐに購入しました。
ゆくゆくはこれでお湯沸かしてパーコレーターでコーヒー淹れるのが夢です。
自在金具
購入したテントやグランドシートには自在金具がついておりません(テントのフライシートにはついてますが、プラスチック製でいかにも壊れそう)。
自在金具をつけてた方が設営楽かなと思い購入しました(実際まだつけていませんが、いずれつけることになると思います)。
テーブル
詳細は こちら に書きましたが、スノーピークのワンアクションテーブル竹を購入しました。
これは必要に駆られてというよりも完全に見た目で買ってしまいました。
また、熱くなったクッカーを直置きできるユニフレームの焚き火テーブルも同時に購入。
今後たくさん活用していきたいです。
テーブルランタン
上記テーブルを購入した際に「ついでだから」と勢いで購入したスノーピークのテーブルランタン、ノクターンです。
スノーピークにしてはお値段安価でいいよね。
これに関してはそのうちBlogエントリーしようかと思っています。
タープ
こちら のエントリーで書きましたが、DOPPELGANGERのクレージータープを次回キャンプ(2017.07.08予定)のために購入しました。
うまく設営できればいいなと少しだけ不安です。
ツーバーナーとキッチンスタンド
こちら のエントリーで書きましたが、2回の経験を経て熱源は多いほうがいいと思いましたのでユニフレームのツインバーナーとキッチンスタンドを購入しました。
これで快適な料理が可能となります。