【キャンプ】Snowpeak のラウンジクッションを自宅用に購入しました

コロナ禍、 “ステイホーム” の啓蒙で自宅で過ごすことが増えました。
また、同期間は自宅の庭で BBQ などの際にアウトドア用ギアに触れる機会も多々ありました。
この機会に以前から購入検討していたアウトドア用ギアを自宅内で使用するために購入してみました。





家具には並々ならぬこだわりがある僕ですが

昔から僕をご存じの方だったり、僕の自宅に来たことがある方だったり、当ブログを読んで頂いている方ならご存じかと思いますが、僕は自宅で愛用している家具には並々ならぬこだわりを持って購入・愛用しています。
イームズはもちろんジョージ・ネルソンやジャン・プルーヴェ、イサム・ノグチなど、いわゆるミッドセンチュリー期のデザイナーズ家具の魅力に憑りつかれ、若いころから大枚はたいて少しずつその数を増やしています(俗にいうリプロダクト品ではなく、正規メーカーの復刻品というのもちょっとした自慢)。
ただ、妻(当時は彼女だったなあ←遠い目)はチェアやソファに長時間座るよりも床に腰を落ち着かせる方が好みらしく、自慢の家具をあんまり使用してくれませんでした。
ならばと購入したのが、エンリコ・バレリがデザインした “Lunella” というチェアです。
チェアというよりも感覚としては座布団に近く、オブジェのような強い存在感といい感じの座り心地で気に入って使用してました。

lunella

時が経ち、子供が出来て家を建て、今まで購入した家具が大活躍しているんですが、この “Lunella” は彼らの格好のターゲットになってしまいました。
そりゃそうですよね、自分たちが歩き回るフロアに無駄に存在感のある丘状の物体が2つ、かつそれらは適度に反発力もあるとなったら彼らにとっては遊具でしかない訳です。
2つの Lunella を足蹴にし忍者の如く縦横無尽に飛び回り、結果として Lunella はカバーも本体のウレタン部もボロボロの状態に…
さすがにこれは普段使うにも来客時に使うにも忍びなく、買い替えを検討せざるを得なくなります。
でもね、Lunella はおいそれと買うには結構お高いんですよ。
デザイナーズチェアとしてみればそれでも充分安価な部類なんですが、何年間も使用してみて「結局”オザブ”じゃん」というのが正直なところ。
スタッキングできるとはいえ単体の大きさも結構なもので2つ並べちゃうと圧倒的に場所を取ってしまいます。
別の物に買い替えかー、でもデザインがなーとそのまま放置しつづけることになってました…
あっ、ちなみに Lunella はこのまま廃棄予定ですが、手先の器用な方でカバーを自作出来るという方であればまだまだ使えると思いますので、そんな方がいらっしゃったら2つとも差し上げますので是非ご一報下さい。


思わぬブランドで候補発見!

さて前述の話となんの脈略もなくなりますが、ここ数年で一気にハマったのがキャンプです。
キャンプを始める際には「使う道具は何でもいい」と思うんですが、ハマるとアウトドア関連のギアに興味が湧いてくるのはキャンパーあるあるのようです。
いろんなメーカーのギアを買ったり購入検討しましたねぇ。
当初は素人の僕でも知ってるほどにあまりにもメジャー、王道過ぎて避けていたんですが、やっぱり使ってみるととても良かったのが Snowpeak のギア達。
影響が大きかったのは息子の友人の父であり、今は僕のキャンプの師匠でもある @gaomuzhishi さんの存在です。
彼の強烈過ぎる Snowpeak 愛を聞くといつの間にかギアを買っているという不思議な現象を何度も経験しています。
@gaomuzhishi さんも面白いと思いますよ、僕みたいなヤツ。
背中を小指程度の力でほんのちょっとだけ押してあげれば勝手に転がり落ちて、もとい買ってしまうんですからね。
こう書くと語弊がありますが、Snowpeak は使ってみると王道の王道たる所以が良くわかります。
無駄が無く非常に機能的であるがゆえの使い勝手の良さと美しさ。
今ではメインのテントとタープ以外のギアは大体 Snowpeak が揃っているくらいにはハマっています(大物を購入しきれていないところに僕の小並感が出ている)。
庭での BBQ の時なども Snowpeak のチェアやテーブルを使っているんですが、使い勝手と(特にチェアの)座り心地が抜群なんですよね。
しっかり張りのある生地を使用しているのか、他のアウトドア用チェアでありがちな沈み込んでしまうような感じが全くなく、安心して身を委ねることができ、座り疲れも皆無です(真逆のコンセプトと思われる Helinox もそれはそれでかなり愛用していますが)。
チェアって人間が触れる面積が最も大きい家具ですから絶対にこだわって選ぶべきモノだと思っている僕にとっても、Snowpeak のチェアはアウトドアだけで使用するのがもったいないくらい素晴らしいチェアだと感じます。
実際に同社のチェアを普段インドアで使用している方もたくさんいらっしゃるようです。

んっ!?
Snowpeak のチェアをインドアで!?
はい、ここでようやく前述の話と繋がってくるんですね。
Snowpeak には「お座敷スタイル」のキャンプに適したお座布団のようなクッションが存在するんです。
それが ラウンジクッション という製品。

ラウンジクッション_


これ、まさにお座布団じゃないですか?
テント内にラウンジクッションとローテーブルをおけば、茶の間スタイル( Snowpeak の公式サイトによればグランドスタイルと呼ぶらしい)の完成です。
なるほど、これはかなり寛げそうなスタイルですね。
特に女性や高齢者、子供に喜ばれそうです。
アウトドアで寛げそうなラウンジクッションがインドアで寛げないわけがない。
そう思った僕は、自宅で使うことを前提にしてラウンジクッションのオレンジとグリーンを購入しました。

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アウトドアで良いギアはインドアでもすこぶる調子良い

実物を手にしたときに感じたファーストインプレッションは「結構硬いな」というクッション性です。
「ブファッ」と弾力あって包み込むような感じではなく、(矛盾するような表現ですが)適度に硬く適度に柔らかい。
僕はソファでもチェアでも枕に至っても柔らかすぎるクッション性のモノって座り疲れしてしまって苦手なんです。
現在リビングで使用しているソファも購入の決定打になったのは適度な硬さと適度な柔らかさだったので、ラウンジクッションのこの硬さはとても好みです。
実際に座ってみても手に持ったときと同様の感覚で、適度な硬さでとてもいい座り心地です。
これなら長時間座ってても座り疲れすることなくリラックスできそうだなと直感的に感じることができました。

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ラウンジクッションは、見ての通りセンターから折りたたむことが出来るため、アウトドアに持ち出すときも省スペースですし収納にも便利です。
また、折りたたんだ状態だと簡易的な枕代わりに使用することもできるためなかなかに使い勝手が良いですね。
今後子供たちが食べ物や飲み物をひっくり返して汚したり、経年劣化で生地がよれちゃったりするんでしょうけど、そこは安心の Snowpeak 。
永久保証がありますからアフターも完璧です。
今現在はアウトドアで使用することは全く考えておりませんが、そのうち持ち出したくなっちゃうんだろうなぁ。
アウトドアで使い勝手の良いギアは、やっぱりインドアでもすこぶる調子良かった!
実際子供たちが異常に気に入って占領されてしまいあんまり座れていないのですが、それでもいい買い物ができました。
大事に長く使っていきたいですね。