咲良さくらちゃんのイベント「熱唱夜会〜其の参〜」に出演しました

予告していた通り、先週末山形の女性シンガーソングライター、咲良さくらちゃんのイベントに出演しました。
とても暖かい、ステキなイベントでした。
写真少なめなんですがレビーします。

会場は今回も新庄のとなりのcafe

2月のライブ の時にもお世話になった、新庄のカフェ となりのcafe が今回の会場です。
冬にお伺いした時は周辺も豪雪、そしてお店も年頭に店内へ車が突っ込んだ影響が若干残ってたんですが、今回は店舗がしっかり修復されてました。
マスターのタダセンパイは相変わらず超良い人で、今回は2回目のライブのためリハもスムーズに進行して頂きました。

余談ですが、こちらさんは店名の通り通常はカフェとして営業されてます。
この日のライブでもフードメニューをご提供いただいたんですが、メニューはタダセンパイ自ら釣って捌いた魚介を使ったメニューが並んでいました。
手作りのさつま揚げやお刺身を頂きましたが、それはそれはもう美味しくて美味しくて、ひさびさに美味いもん食ったと感じる味。
しかも自家製燻製が可能なスモーカーも仕入れているとのことで、普通に食事に行ってもかなり満足感が得られると思われます。
オシャレな内装も相まって、プライベートで家族と一緒にまたお邪魔したいお店です。

せーのたくや

当日のイベント、トップはせーのたくやくん。
彼とは、僕とギターのhideki223が以前演ってたバンドで一度対バンしています。
その後彼はアコースティック系のイベントにコンスタントに出演し続け、僕らはバンドが活動休止してeverything-differentを結成、そしてこんな感じでデジタル寄りになっちゃってるんで、ライブスタイルの違いからなのか？はたまた敬遠されているのか？ご一緒する機会に恵まれませんでした。
それが今回久々の対バン、かれこれ15年ぶりくらいの再会です。
たくやくん、あの頃はすごく若い見た目とイメージでしたが、いい意味で今もそれは変わらず。
でも歳を聞いたらやっぱり確実に年取ってました（自分らのことは棚に上げる）w
演奏は当時そのままのあったかくて優しい雰囲気で、安心感と言うかとても癒される空間に身を委ねることが出来ました。
打ち上げの時に色々話を聞くと、順調にライブを重ねてきた様に見えていた彼にも波乱万丈、紆余曲折、いろいろあったようです。
それでも続けていられるのは、やっぱり音楽が好きだからなんでしょう。
お互いのプレイスタイルは違いますが、またお会いしたいですね。
久々の対バンありがとうございました！
また演りましょう！

咲良さくら

今回の主催者さくらちゃん。
ここ数年ガンガンライブ演ってる若干19歳の女性シンガーソングライターです。
彼女とは出会って2年くらいになりますが、これまでは対バンも無く、あまり自分が出演するイベント以外に足を運ばない僕は、お恥ずかしながら今回初めての対バンかつ、大変失礼ながら初めて彼女のライブを目の前で観ることが出来ました。
感想は、一言で素晴らしいですな！
伸びやかで艶やかで妙に説得力のある歌声を前にして、その場から動けなくなるような感覚を覚えました。
観てる人をこういう感覚にさせるのは、どんだけトレーニングしても無理だと思います。
こういうのを持って生まれた天賦の才と言うんでしょうね。
是非皆さんにも一聴して頂きたいアーティストです。
また、19歳なのに自分で企画イベントを演っちゃう行動力も素晴らしい。
正直この才能を山形で埋もれさすのは惜しいと思ってしまう僕がいます。
彼女には彼女のビジョンがあると思いますから「部外者が口を挟むな」と言われそうなんですが、今後どんどん県外でライブ演って成長して欲しいですね。
そしてずっと音楽を続けて欲しいなあとも思います。
どうしても女性は歳を重ねると結婚や出産、育児などで音楽活動が難しくなることが多いです（僕の妻もしかり）。
何が本人にとって幸せなのかはその人によって違うんでしょうけど、やっぱりこの才能の持ち主には長く活動して活かして欲しいなと親心を感じざるを得ません（←余計なお世話、ちなみに彼女のお母さんは美人です）。
また対バンして刺激を受けたいアーティストとご一緒出来て良かったです。
現在勢威アルバム作成中とのこと、そのリリースも楽しみでなりません。
イベントに誘ってくれてありがとうございました！
また演りましょう！

everything-different

僕らには考えられない超ハイペース、今年3度目のライブです。
会場に向かう道すがら、甘味処へ向かったり相変わらず緊張感のまるでない状態で会場に到着しました。
しかしあまりにも前倒し過ぎる到着で一般の食事を楽しむお客さんがまだいらっしゃるとのことで、3人で新庄の街を”ブラタモリ”ならぬ”ブラサトシ”してきました。
地元の人は行かないであろう能面の展示会とか、雪害記念館的なところとか、廃墟と化したゲームソフトショップとか、小一時間で結構楽しめました。

ブラサトシで発見した過去の盛り場

歩き疲れたので会場に戻り、リハもサクサク進行して開場、あったかい雰囲気に包まれながら本番を迎えました。
「どんな場所だろうがお客さんが何人だろうが全力で演る、それがeverything-different」
ライブ中僕が放った言葉通り全力でライブ演って全力で楽しめました。
お客さんも皆んなピョンピョン飛んで、ブンブン腕を振り回して楽しんで頂けたように見えました。
そしてライブ終盤、エンジニアやってくれてるはずのタダセンパイの姿が見えない。
なんと僕らのライブ中パトカーが店の前に来て、爆音の注意されちゃってました…
ちょっと全力出し過ぎました…
タダセンパイには大変なご迷惑をおかけしてこの場を借りて全力でお詫び申し上げます。
でも僕らはめちゃめちゃ楽しめました！
パトカーまで呼んでしまうバンドという輝かしい称号も手にしてとても満足です。

アンジェラアキ全力

新庄は素晴らしい音楽の街

前回ここでライブをした時も書いたんですが、新庄の皆様って本当に暖かくて、ライブの反応もストレート、皆んながピュアで来るたびに好きになる街です。
同じ県内でも風土や文化がちょっとずつ違ったりしますが、音楽好きっていうのはどこにでもいるし、純粋に音楽を身体で楽しんでいる人達がいっぱいいるってとても素敵な街だと思います。
また、この街の人達はおもてなしの気持ちがすごく強く、ここまでやってもらっていいのか？と毎回逆に申し訳ない気持ちになる程に義理人情というものを感じるんです。
またご縁やお誘いがあれば積極的にライブしに行きます！
最後になりますが、対バンのせーのたくやくん、主催のさくらちゃん、場所と音響と美味しい食事を提供して頂いたタダセンパイと奥様、そして遊びに来て頂いたお客様に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました！
また遊びに行くよ！

そこはかとなく僕の顔面に手を被せる主催者様

アンジェラアキ全力（2度目）