クソガキのレコ発ライブに出演、新庄はユートピアでした

前回の投稿で告知した通り、新庄でのライブイベントに出演しました。
新庄には僕らのユートピアがありました。
めちゃくちゃ楽しかったぜ！

遠足気分で新庄へ

前回の告知 で詳細を書きましたが、今回はクソガキのタクミくんにお誘い頂いて彼らのレコ発ライブに出演してきました。
会場となるのは彼らのホーム、山形県新庄市です。
メンバー2人が僕の自宅に集合して新庄へ出発しました。
僕らは普段山形市内でのライブがメインですから、こうやって3人揃って同じ車でライブに行くのって県外のライブが入らない限りこういう機会がないとあんまりないんです。
3人で遠征とか楽しいよね。
道中では蕎麦と鴨鍋に舌鼓、ついでに団子で有名なお豆腐屋さんに寄り道して団子を食べつつ、ライブ後に執り行われるという闇鍋の具材を調達しつつと、完全にツアー、いや、遠足気分です。
時間に余裕見て集合時間の3時間前に自宅を出たはずなのに、あまりにも満喫し過ぎて会場入りしたのは集合時間ギリギリでした。

お気に入りのお蕎麦屋さんで蕎麦と鴨汁（温泉にも入りたかった）

団子で有名なお豆腐屋さんで団子食べつつ鍋の具材を

新車のセカンドシートでワインラッパ飲みするこの漢に僕は激オコプンプン丸ですよ

新庄名物雪の壁

会場はとなりのcafe

到着した当日のライブ会場は、新庄市の となりのcafe です。
その名の通りこちらさんは普段カフェとして営業しているようですが、アコースティックイベントやワークショップイベントなども行なっているそうです。
実際お知り合いの方々もこちらでライブをしている光景をSNSで何度も見かけていましたから、とても興味のあるお店でした。

昨年12月、路面凍結で車がスリップし、お店の入り口付近に突っ込まれるという不幸に見舞われたそうですが、幸い昨日お伺いしたらあとは外壁を貼るだけくらいに復旧している様でした。
もう間もなく完全営業復帰とのこと。
カフェですから店内は当然ながら全面フラットな床でステージがありません。
僕らは結成して以来、こういうステージとフロアがフラットな会場でライブを演ったことがないんです。
でもね、どういう会場でも演れないと、僕らのモットーでもある「アリーナから公民館まで」ライブを演れません（アリーナ方面でのライブのお誘いお待ちしています日本武道館でも構いません）。
リハではマスターの タダセンパイ が使うワイヤレスのミキサーに興味をそそられました。
出音もとてもよろしくて、いいライブが出来そうな予感！
お客様との間に垣根がないというのがすごく不安に感じましたがやるっきゃないよね！

余談ですが、ライブ会場としてではなくとも店内はとてもいい雰囲気で、普通にフラッとコーヒー飲みに遊びに来たいなと思わせるお店でした。
Wi-Fiは今では其処此処のお店でも常識で、となりのcafeでも当然導入してましたが、iQOSの充電器まで完備しているお店とかあんまりないですよー！
タダセンパイ超いい人だったしね！

タダセンパイとクソガキヒデちゃん

リハ後、ジ・アルフィー始め〼

Chiho Loveheart

今回のイベントのトップは先日自身のレコ発イベントに呼んで頂いた Chiho Loveheart 。
最近結構対バンしてますが、その度にメンバー構成やセットリストに変化があって見ていて飽きません。
今回はソロでアコギ持っての出演でした。
いつも思うけど、Chihoちゃんは歌上手いよねぇ。
僕もあれくらい歌上手かったらChihoちゃんみたいにアコギ一本で勝負するのになぁと思わせるくらい安定感抜群のライブでした。
それにしてもラストの人形にまつわる曲のエピソード、ちょいとオカルト入ってて若干ひいたよ僕ぁw
革ジャン・革スカートで相変わらずおっかなくキメてましたが、お互いいい歳なので、健康管理には気をつけて今後もたくさん対バンしましょーね！
ありがとう、Chihoちゃん！
また演りましょう！

Chiho Loveheartはラブではありません、”ラヴ”です念のため（前にもこんなこと言った気が）

クソガキ

今回のメインアクトは主催のクソガキ。
事前に音源購入させて頂き聴き込んでいましたが、ライブを観るのは今回が初。
音源も結構カッコいいと思ってましたけど、実際ライブ観ちゃうと抜群に良かった！
編成はボーカルのヒデちゃんとギターのタクミくん、ドラムとベースは打ち込みなんですがフルバンドでも観たいなあと。
以前からタクミくんのバンドは色々と観てましたけど、こういうのが演りたかったのねと腑に落ちる、ロックンロールなバンドでした。
またヒデちゃんのボーカルが良いんだなあ。
決して激ウマな歌ではない（お前が言うなというツッコミお待ちしています）んですが、味があってすごく良い。
歌詞やメロディーも独特の世界観で、ちょっとハマってしまいそうです。

今回はタクミくんからの提案で、ラストの一曲を僕らのVJアレックスとクソガキとのコラボも試みました。
アレックスも彼らの世界観を上手く感じ取って、楽曲にマッチした映像を投影し、かなりいい感じに仕上がってました。
「映像投影されながらライブするときは僕らの気分を味わってみたかった」とタクミくんは仰いました。
どーよ、手元暗くてスゲー演りづれーだろーwww
彼らともまた是非対バンしたいですね。
ありがとう、クソガキ！
また演りましょう！

主催のクソガキのお二人。こんななりして二人とも超良い人たちなのを僕は知っている

everything-different

さて僕らのライブです。
ステージ脇からタクミくんが動画撮ってくれましたのでまずはこちらを。
序盤での昆虫を観る目のお客様が後半にはガンガンに踊ってくれている点に注目です。

いやー、本当に楽しかった！
前述したように、ステージとフロアの垣根の無いライブ、始まる前は不安だったんですが、始まっちゃえば全く気にならないもんですね。
逆に目線が近い分、お客様の熱気が直接感じられました。
タクミくんは一昨年新庄でのライブに出演依頼してくれた際、
「こういうスタイルのバンドを新庄の人達に観せたい」
と仰って頂きました。
今回僕らにオファーがあったのも、そういう想いとフロア温めておけよという気持ちがあったと勝手に忖度し、ガツンガツンに煽らせて頂いた結果、お客様も相当盛り上がって頂けた様に感じます。
フワーッと演って、お客様の印象に残らない様なライブじゃなく、ガツンと演りきって相当手応え感じました。
僕らがライブ演ったという爪痕を新庄というロックの街に残せたんじゃないかな？と。
新庄最高！

新庄の秩序を乱すほどライブをブチ頑張った我々、終演後地元の不良にシメられました

新庄のお客様は素晴らしい！

一昨年新庄で演った時にも感じた事ですが、新庄はお客様の反応がとても素直ですね。
ここ最近では山形市内や他県でも僕らのライブは結構盛り上がってくれますけど、それでも新庄のお客様はすごく反応がダイレクト。
スレてないと言うか、捻くれてないと言うか、凄く健全なライブの楽しみ方をしていると思います。
後ろの方で腕組んで、分かった顔して突っ立ってる人とか皆無。
見た目はおっかない人多いけど、ちゃんとこちらのコールをレスポンスしてくれる。
素晴らしいお客様達だと思います。

そして僕らは男の悲しい性で常々「チヤホヤされてええええ」と思っているんですが、ライブ終演後に沢山のお客様（女性率9割）から
「一緒に写真撮って下さい」
とさながらフォトセッションに巻き込まれました。
うわああああ！
チヤホヤされてるううううう！
なんですか、新庄は地上のユートピアですか！？
こんなフォトセッション、以前に行った青森以来。
もうこれ新庄大好き不可解ですよね（でも新庄名物モツラーメンはあんまり好きではございません申し訳ありません）。

ライブ中のMCでちょっとお話したんですが、クソガキの曲に「この世界に音楽がなかったら」という曲があります。
僕がクソガキのアルバムの中で一番好きな曲です。
その一節に
「この世界に音楽がなかったら 僕たち出逢うことも無かっただろう」
という歌詞。
この歌詞に凄く感じ入るのです。
音楽演ってなかったら、今のメンバーとバンド演って無かったし、他のバンドとも出逢うこともありませんでした。
この日の新庄でのライブも出演することはありませんでしたし、お客様と出逢うことも出来ませんでした。
ジャンルは違えど音楽が好きな人達と出逢えることは、この上無い幸せですし僕の財産です。
音楽がなかったらつまらない人生だったかもしれません。
音楽演ってて良かった、そう思わせてくれる新庄の皆さんに出逢えてハッピーな1日でした。

ちなみに終演後の闇鍋は、アレックスの持ち込んだ具材と、クソガキヒデちゃんの持ち込んだ具材（もはや具材ですらない）により、悲惨なことになったことをここにご報告しておきます。
それ以外のキムチ鍋と海鮮鍋はとても美味しくいただきました。

改めまして主催のクソガキのお二人さん、Chihoちゃん、となりのcafeオーナーのタダセンパイに奥様、おじさんと遊んでくれた17歳コンビのさくらちゃんとしほちゃん、そして昨日足を運んで頂いたお客様、本当にありがとうございました！
駄文ながら改めてここで御礼申し上げます。
新庄大好きです！
また来るよ！
ピース！！！

17歳女子をはべらかしキャバクラ気分の40歳男子妻子あり近年稀に見る満面の笑み、新庄サイコー←ゲスな意味で