長男太郎、幼稚園入園しました
ここ山形ではもうすぐ桜が満開になります。
長男太郎が産まれて三度目の春です。
時が経つのは早いもので、先日彼はめでたく幼稚園に入園の運びとなりました。
おめでとう、太郎!
長男太郎
太郎は典型的な末っ子気質。
母と姉がキーキー言うのもどこ吹く風で、毎日マイペースに遊んでいます。
きかんしゃトーマスが大好きで、「こいつマジで天才なのかも!?」と驚愕する程登場するキャラクターに詳しく、朝起きる瞬間から夜寝落ちする寸前までトーマス関連のことを話しまくり、だいぶ、いや、若干ウザく感じます。
誰にでもきちんと挨拶出来て大変喜ばしいのですが、誰にでも距離感関係なく話しかけ続けるため、お相手の方に若干ウザさを感じさせています。
負けん気も強く、同年代の子供と遊ぶと高確率で泣かせてしまい「これは誰に似たんでしょうか?」と妻に白い目で見られることにも慣れました。
そして彼への鉄拳制裁にも慣れました。
さらに泣かせてしまったお子様と親御さんへのジャンピング土下座にも慣れました。
産まれてから3年強、娘の時とはまた違う色を出してくれている長男。
女の子とは違い、若干下品な嗜みがたまに傷ですが、素直でまっすぐな子に育ってくれたと思っています。
普段彼がまだ寝ている時間に出勤し、彼がもう寝ている時間に帰宅する僕は、育児に協力できているかというと疑問が残ります。
素直な子に育ってくれたのは、妻と長女のおかげであり、彼女たちには感謝してもし尽くせません。
あひる組の太郎
そんな長男、幼稚園に通うということに若干ビビっておりました。
長女のときは全くビビることなく入園したので、その違いをとても興味深く感じている次第です。
やはり男はビビリで女は肝が据わっているということでしょうか?
ともかくビビる長男、無理矢理制服を着せられて、無理矢理車に載せられて、入園式に参加しました。
周りに同じ制服を着た同い年のお子様達がたくさんいる環境に、当初は予想通りにビビリまくって妻に縋り付いていたのですが、家族ぐるみでお付き合いのある同級生の顔を見るや普段通りの彼に戻り、入園式とは全く関係のないトーマスの話をしだした時にはホッと胸を撫で下ろしました(同級生の彼はたまったものではなかったでしょうが)。
そう、それでいいんだ、太郎。
自分で動かなきゃお友達は増えないんだ。
そうやって自分からお友達増やしていくんだ。
そしてウザがられているのに自分で気付いて、空気の読める人間になっていくんだ。
僕ら夫婦にとっては幼稚園に子供を預けるのは二人目のため、気持ちの上ではだいぶ楽に感じます。
長女の入園のときは文字通り全てが初めての経験で、何をするにも暗中模索状態でした。
しかし今回は勝手も知っておりますし、預ける先生方も存じ上げています。
そして前述した通り、長女の同級生ご家族の二番目のお子様が長男と同級生、そして同じクラス(略しておなクラ)というミラクル発生で、特に妻にとって良かったのではないか?と思っております。
長女のときも同じことを書きましたが、今までの長男の世界というのは私達夫妻、そして両家の実家だけだった様に思います。
その世界が彼の世界の全てでした。
しかし、幼稚園に通うという事は、彼の世界が大きく変化するという事でもあります。
いくら幼稚園とは言え、そこはれっきとした『社会』ですし、『秩序』というモノも存在します。
初めての集団生活の中で、今まではまかり通っていた事が通用しなくなる局面もたくさんあるでしょう。
他所のお子様とケンカする事だって、泣かされる事だって、逆に泣かせてしまう事だってたくさんあると思います。
そしてその度に彼は、自分で考えて、自分で行動していかなければ、幼稚園という社会では生き残っていけなくなります。
しかし、そうやって人は大きくなっていく。
幼稚園という社会は、我々が生きる社会の縮図、それらは何も変わりはないはずですから。
ちょっとだけワガママだけど、本当に優しい子に成長している長男太郎。
そんな彼がますます人として輝きを増し、新しい世界、新しい社会で生き残っていける様、強くなってくれたらと切に望みます。
あひる組の太郎、新しい世界への第一歩、まずは順調な滑り出しといったところでしょうか。
おまけ付きの初登園
入園式翌日、早速バスに載って初登園。
妻も私も、長女に比べてビビリな太郎は絶対に泣くと思っていましたが、予想に反して案外キョトンとバスに載せられて無事に幼稚園生活の一日目を終えた様です。
帰宅後自分から幼稚園での出来事を色々と話してくれた様で、親の心配は杞憂に終わりそうな気配です。
そして登園初日の太郎のバッグを開けてみると…
「保護者会役員当選」というおまけのお手紙が混入されておりました…
おいおい…
小学校でもPTA評議員なんですが勘弁して頂けませんかねー…
厳正な投票の結果とのことですが、「太郎」というシンプル過ぎる名前が悪目立ちしたのか?
厳正な投票の結果とのことですが、入園式での自己紹介で髭面の父が悪目立ちしたのか?
厳正な投票の結果とのことですが、「渡邊」という苗字がチェック入れられやすいのか?
厳正な投票の結果とのことですが、長女のときから知っている先生方の何かしらのバイアスがかかったのか?
同級生のお父さん、お母さん、安直な選び方は辞めましょうよーと切に思った次第です。