映画の後のお楽しみ

自称映画マニアっていっぱいいらっしゃいますよね?
お恥ずかしながら僕も最近、結構映画観ています。
でも底が浅いのがバレるので、自分では絶対に映画マニアとは言わないようにしています。
自分で言っちゃうのってダサいし、そもそもマニアと言えるほどじゃないしね。
そうは言っても、今年は特に沢山映画鑑賞しておりまして、観終わった後の屈折した楽しみ方も発見しました。
ビリギャル最高。





映画鑑賞増加の原因

なぜ今年映画鑑賞量が増加したのか?
答えは、新しい Apple TV を購入したからの一言に尽きます(もちろん今までの第2世代Apple TVも大活躍していたのですが)。
Apple TVで iTunes ムービーレンタルHuluNetflix など、有料ネットストリーミングサービスなんかもたまーに使うのですが、僕の基本的な使い方はこれらがメインじゃありません。
上記ストリーミングサービスでは自分の手元にデータという実体が残らないじゃないですか。
変な収集癖や所有欲の強い僕は、作品はデータとして手元のiTunesのライブラリに残しておきたいんです。
よってレンタルビデオ屋さんに行き、気になる作品をレンタルし、自宅に帰ってモニョモニョとry…(以下自粛だぜキラッ)。
Apple TVより自分のiTunesライブラリにアクセスし、コレクションを見て悦に浸りながら映画鑑賞するという、あまり自慢もおススメもできないスタイルをここ何年も続けています。

もちろん業務で遠出するときや、待ち時間が長いときのために、iPadにも1~2作品をインストール。
夜寝る前などは、Air PlayにてiPadで鑑賞。
今年映画館に脚を運んだのなんかたった4回。
さすがにiPhoneで鑑賞する気にはなれませんが、マニア様の様に「映画を観るなら大型ディスプレイ」なんていう偏屈な考え皆無ですので、あくまでライトに映画を楽しんでいる次第です。
でも新旧問わず、上記の様な方法で鑑賞した作品は結構な数になっています。
多分僕の人生史上、一番密に映画を鑑賞している一年なんじゃないかなあ?(別にヒマな訳ではない)


映画鑑賞後の楽しみ

散々書き殴りましたが、僕の映画鑑賞のスタイルなんかは別にどうだっていいんです。
映画鑑賞終わった後の密かな楽しみ。
それは、その作品のレビューや感想が書いてあるサイトを片っ端から読むというもの。
それこそ映画の上映時間以上にレビュー読んでるんじゃないかな?
自分で映画レビューなんぞやってみようかなとも思い、過去にこのBlogでも2回ほどレビュー記事を書いたのですが、この通り僕の文章力や表現力なんぞあまりに陳腐で、なかなか自分の感じたことを上手く表現できません。

entrance / exit – 永遠の0


entrance / exit – 親とは?子とは?〜八日目の蝉〜

ね?
無駄に長いだけで要点掴んでないし、思慮が浅いでしょ?
自分には映画のレビューはハードルが高過ぎる上、その感想は僕という人間を通したフィルターという名のバイアスがかかってしまい、作品に対して失礼な気がするんです。
でも、他人のレビューや感想はとても面白い。


自分の視点と他人の視点を重ねる

検索すると非常にたくさんの方々がレビュー記事書いてるんですよね。
専門家もいれば、僕の様な人もいる。
個人的には専門家の方の記事より、市井の方々の記事の方が面白いと感じています。
この場合肝心なのは、自分以外の人の感想ということです。
そしてどんなヘイトな感想でも、最後までちゃんと読むということを自分の中でのルールにしています。
面白いですよ、他の人の感想。
同じ作品を観た感想のはずなのに、どうしてこんなに違うのか?と思える解釈もあれば、「あの場面にそんな意味あったの?」という思慮深い解釈もあったりして、読んでいて全く飽きないのです。
しまいには、「この作品を観てこういう解釈の出来る人って、どんな環境で育って、どんなことに影響を受けてきたんだろう?」とか、映画ではなくレビュー記事を書いた人に興味が出る始末。
ネットストーカーってこうやって生まれるんだなあということを、身をもって体感している次第です。

でもね、無理矢理自分を肯定しますが、他の人の感想や意見を真正面で受け止めて、それに対して自分がどう思うのか?といったやりとりって、コミュニケーションの基本中の基本だと思うんです。
実生活の僕は、「この人は自分と合わない」とか「この人の意見は検討するに値しない」など、それこそバイアスかかりまくったコミュニケーションしか取れないダメなヤツです。
ですから、味方も多いけど敵も多い(と思う)。
敵を増やしたくないとか思っている訳ではないんですが、ひとつの作品に対して(顔が見えない相手ではありますが)相手の解釈を真剣に読んで、それに対する自分の解釈を持つというのは、自分の感性を鍛えたり、自分のコミュニケーション能力を鍛えたり出来ている様な気がしています(当方コミュ障ではないハズ…)。
もちろんすり合わせできない事も往々にしてあるのですが、ひとつのモノに対するいろんな視点を目にすることにより、自分の引き出しが増えていく様な感覚です。
屈折した楽しみ方なので決して万人に勧められるものではありませんが、こういう楽しみ方もアリなんじゃないですかね?映画マニアの方々(えっ?そんなの当然だ?それは失礼致しました。マニアの方々とガチで語る気はありませんすいません)。


最後に最近観た印象深い映画を

日本のいちばん長い日

戦後70年の節目にリメイクされた映画で、終戦記念日の8月15日に映画館に足を運びました。
時代背景や登場人物の予備知識がないと視聴は辛いと思いますが、非常に面白かったです。
来年1月のDVD化が激しく楽しみです。


告白

2010年の公開当時鑑賞して、あまりの衝撃にしばらく身動きできなかった作品を再度鑑賞しました。
レビューでも賛否両論の嵐ですが、作品として完璧だと思います。
一度観た後、再度鑑賞するのにエネルギーを使う作品ですが。

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ビリギャル

今年公開されてヒットした実話を元にした作品で、こちらは何も考えることなく単純に楽しめました。
観終わって笑顔になれる映画っていいですね。
何よりビリギャル(有村架純)最高。

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結局何を言いたいのか全く分からなくなってしまった本エントリーですが、とどのつまりは有村架純最高、桐谷美玲もうちょい頑張れと言いたかったのかもしれません。
この二人が出演している「女子ーズ」という作品はバカバカしくて最高ですしおすし。
チャレンジする勇気と文章力身に付けたら、映画レビュー記事なんぞ書いてみたいと思ってます。
その際は映画マニアの皆様お手柔らかにどうかひとつ。