雪板はスケートボードともスノーボードとも違う乗り味で楽しい

すっかりウィンタースポーツの季節になりました。
うちの子達と僕は毎年スノーボードを楽しんでいますが、数年前から気になっていたのが “雪板”
欲しい欲しいとは思ってましたがようやく購入することに。
めっちゃ面白い乗り心地ですねぇ!





雪板とは?

雪板 (ゆきいた) は、サーフィンやスケートボードのように横向きになって板に乗り、バインディングのような留め具で足を固定せず、金具もエッジもなしに雪の斜面を滑る遊び、スポーツである。
また、ボードそのものの呼称でもある。

Wikipediaより引用


雪板はスノーボーダーの五明淳さんの発案といわれ、2010年代に長野や山形の豪雪地帯で行われるようになったようです。
ボードは1枚の板の滑走面に進行方向に真っ直ぐなラインが入っており、コア材には木材が使われるのが一般的、スノーボードにあるようなエッジはありません。
スノーボードのようにボードとブーツを繋ぐバインディングなどはなく、ボードとブーツは繋がずに、リーシュコードなどの流れ止めの紐をボードに接続して手に持ったり、着衣と結んだりして滑走します。

パッと見はスノーボードっぽいんですが、バインディングが無いというのが1番の違いですかね。
以前より県内でも雪板の体験イベントや、ワークショップが開催されたりと、徐々にその盛り上がりを感じれるようになってきました。
専用のブーツなどを準備する必要も無く、身近でお手軽に雪のある生活を楽しめる雪板、とても良いですよね!


雪板購入に至るまで

このスノートイ雪板、僕たち家族がいつもお世話になっている JOCKS さんで店頭にディスプレイされ販売してました。
話を聞くと相当面白そうですごく興味を持っていたんです。
でも昨年僕はあまりにも長年乗りすぎたスノーボードを “ GENTEMSTICK “のパウダーボードにアップデートしたばかりなのです。


乗っててすごく楽しい GENTEMSTICK のスノーボードでしたが、昨シーズンは非常に雪が少なく、さらにコロナ禍の影響でスキー場に行けたのが10回程度と不完全燃焼気味なシーズンを過ごさざるを得ませんでした。
今シーズンは12月にドカ雪が降り、雪不足で悩むことは無さそうですので、今週末あたりに初滑りに行こうとは思っており、昨年あまり滑れていない分やっぱりスキー場では目一杯スノーボードに乗りたいと思っています。

ただ気になるのが新型コロナ。
スキー場のフードコーナーは結構混み合っているためやっぱりどうしたって気になります。
アウトドア用のバーナーを持参して車の中でカップラーメンなんていうのが感染対策としていいのかもしれませんし、子供たちも喜んでくれるでしょう。
でもこのまま感染が拡大すれば最悪スキー場に行きたくても行けないなんていう事態が発生してしまうかもしれません。
そんな時に庭先やその辺のバンクでお手軽に遊ぶことのできる雪板を1本持っててもいいのかもなとの思いに至り、購入することを決めました。


BUDDHA BLANK の雪板

購入したのは山形県川西町に工房のある BUDDHA BLANK さんの雪板です。
ちょうど JOCKS さんで POP UP STORE として雪板を展示・販売しており、「今年のは(見た目が)すごく良いなぁ」と思っていたのでタイミング的にはバッチリでした。

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僕たち家族の使用環境は前述のようにスキー場でパウダーをというよりは庭先や土手や斜面のある公園などですので、PUMP BOARD という短めの雪板を購入。
ワークショップなどでは、成形した板にニスを塗ったり滑り止めを貼ったりと、自分の板を自分で仕上げる作業を体験出来たりもするらしいのですが、不器用な僕のこと、きっといろいろ失敗してしまうであろうことが容易に想像出来たのと、店頭で販売していた今期のモデルがすごく可愛かったので、コンプリート品を購入させて頂きました。

yukiita


すごく独特な乗り心地がクセになる楽しさ

自宅に持ち帰って早速庭に降り積もった雪をスコップでバンクを作り、子供達と乗ってみました。
エッジが無いのでカービングがスノーボードのそれと全く違って面白いです。
エッジが効かないので、身体全体や膝を使ってカービングするのがとても面白い。
短めの板ですが、それなりに独特の浮遊感も感じます。
昨年初めて GENTEMSTICK のパウダーボードに乗った時のファーストインプレッションと似た感覚を覚えました。
これが長めの板だったらもっと強烈な浮遊感が味わえるんでしょうね!

ちょうどこの日、冬季間だけオープンする屋内スケートパークにて BUDDHA BLANK の MARU さんによる雪板メンテナンスワークショップも開催されました。
買ったばかりで庭の外壁にガシガシぶつけまくった僕らの雪板を丁寧にリペアして頂き、メンテナンスの方法やコツもレクチャー頂きました。
なるほど、これは使い込んでメンテナンスすればするほど愛着が湧きますねぇ。
いつもはオープンからクローズまでスケートパークで楽しむ僕らですが、この日は早めにパークを後にして再び庭で雪板を楽しみます。
バンクや R を増設して朝一よりも楽しむことができました。

maru


これは良い買い物をしたなあと購入初日に思いました。
JOCKSのクルーの皆さん曰く、結構サーフィンに近い乗り心地と仰っていたのが理解できます(いや、僕はサーフィンしないんですけどね、模擬体験が出来るような気がします)。
我が家の遊ぶ環境を考えてもまずは短めの板で正解でした。
ドカ雪後、本日現在の山形の空模様は小康状態を保っており、少しずつ雪が溶けている状態です。
「スキー場に行くか悩むなぁ」なんていう時や、すでにスキー場はクローズしてるのに沢にはギリギリ雪があるなんてときは雪板で全然遊べそうですね。
スケートボードやスノーボードと同様体幹も身につきそうですし、何より子供達が嬉々として滑ってくれるのがとても嬉しいです。
雪板で今までとはひと味違う冬の楽しみ方が出来そうで、また雪降ってくんねぇかなあと思っている今日この頃です(でもドカ雪は勘弁してください)。