【スケートボード】VANSのチェッカーボードスリッポンの履き心地がハンパない

スケートボードは激しいスポーツですから、相応のアイテムを身につけなければ上達しません。
子供達にだけ買い与えて自分のはおろそかになっていたスケートシューズを購入しました。
見た目にも機能的にも大満足の買い物ができました。





VANS(バンズ、ヴァンズ)とは

VANSが生まれたのはカリフォルニア。
1966年にポール・ヴァン・ドーレンと3人のパートナーが初めてのお店を設立しました。
VANS(バンズ)というブランドネームは「ヴァンと、その仲間達」という由来があるそうです。
当時は製造・販売までの全ての工程を自社で行なっており、80年代までは一足一足をカスタムメイドの受注生産してたようです。
ブランド立ち上げから50年。
もともとスケートやBMXを中心にスポーツシーンに密着したスニーカーブランドでしたが、今では世界中、老若男女に支持されているブランドです。
何と言ってもデザインがシンプルで合わせやすく、飽きがこないってところが人気を不動なものとしています。
どのモデルも定番と言えるくらいメジャーなんですが、代表的なモデルをご紹介します。


AUTHENTIC(オーセンティック)、ERA(エラ)

設立後販売したのがこの AUTHENTIC(オーセンティック)。
もう定番中の定番ですね。
VANS の歴史を語る上で外せないモデルです。
その後1970年代からスケーター達の間で徐々に人気が出始め、AUTHENTIC をベースにデザインされたのが ERA(エラ)。

これは VANS のアイコンモデルで、先程の AUTHENTIC に似てるんですが、履き口にパッドが入っているので、スケート時の激しいアクションにも耐えられるようになっています。
このモデルにより VANS はより一層スケーターの支持を集めることになります。
AUTHENTIC も ERA もベーシックな定番カラーを1足は抑えておきたいモデルです。
僕も昔ドメスティックブランドとのダブルネームの ERA を所有してました(今も保管してます)。

今ではおなじみの「VANS OFF THE WALL」のロゴは1976年に作成されました。
「OFF THE WALL」は「変な奴ら」という意味です。
VANS がいい意味でクレイジーな人たちに愛されているということでしょう。
ストリートカルチャーを感じるネーミングですね。


OLDSKOOL(オールドスクール)

その後1978年にサイドのサーフライン(サイドストライプ)で有名なOLDSKOOL(オールドスクール)がデビュー。
“JAZZ” という愛称でも知られる OLDSKOOL はもともと BMX ライダーのために作られたモデルでしたが、スケーター達からの支持が高かったことで、本来のディテールにデッキテープと擦れる爪先部分を補強するなど、様々な改善をされたのが今の形です。
シンプルでありながらボリューム感のあるデザインで人気が高く、カジュアルからキレイ目まで幅広くフィットする守備範囲の広さが魅力のモデルです。
実際パークに行くと、他のスケーターの皆様が履いているのをよく見かけますし、ウチの娘が履いているスケートシューズも OLDSKOOL のベロクロモデルです。


Sk8-HI(スケートハイ)

OLDSKOOL にインスパイアされて作られたのが Sk8-HI 、通称スケハイです。
伝統的なレースアップハイカットスニーカーで、内羽根式のデザイン、足首を保護するアンクルパッド、グリップ力のあるワッフルソール等、比較的スケートボードに特化したモデルです。
これも程よいボリューム感とシンプルなデザインがスケートシーンのみならず、カジュアルなスタイルには欠かせない一足です。


SLIPON(スリッポン)

そしてワッフルソールとこれ以上ムダなものは無いようなシンプルなデザインが魅力の SLIPON 。
すぐに履いてスケート出来るように作られた履きやすさと、スケートしても耐えられる耐久性はバツグン。
SLIPON も VANS の定番モデルで、特にチェッカーボード柄が一番ハマる(と僕が個人的に思っている)モデルです。
この季節なんか特にハマるんじゃないかなあ?
また、オシャレに SLIPON を履きこなす女性もたくさんいらっしゃって、老若男女問わず人気のあるモデルです。


USA企画と日本企画

まだまだいろんなモデルがあるんですが、定番モデルを見ても、見たことある方もいらっしゃるでしょうし、愛用している方もたくさんいらっしゃると思います。
それがキングオブスケーターシューズとして今もなお君臨する “VANS” の魅力です。

ちなみに VANS の OLDSKOOL には(他のモデルも?)”USA企画” と “日本企画” があることをご存知ですか?
VANS は日本の ABCマートとライセンス契約しています。
ABCマートが独自に企画し日本で販売するために作られたものを “日本企画” と言います。
よって、ABCマート以外のシューズショップで売られているもの全て “USA企画” のもの。
“日本企画” のものはABCマートでしか買うことは出来ませんし、ABCマート以外のシューズショップでは売っていません。
見た目もちょっと違っていて、OLDSKOOL の象徴的なサイドストライプの太さが違うんですね。
“USA企画” のものはラインが若干細く、”日本企画” のものはラインが若干太いんです。
それだけではなくシューズの幅にも違いがあります。
“USA企画” のものは若干広く、”日本企画” のものは若干狭い。
品番によっても違いを見分けるポイントがあります。
OLDSKOOL の場合、”USA企画” の品番は “VN” ではじまり、”日本企画” の品番は “V” ではじまります。
言い換えれば “日本企画” は日本人が日本人に売る為にデザインされたシューズなので、70年代の歴史やスケートボードカルチャーを身近で体験してきたアメリカ人が作る VANS とは似て非なるものです。
よく「”USA企画” の方がラインがスタイリッシュでかっこいい!」とか、「本格派なら “USA企画” 」のようなあたかも “USA企画” 絶対主義的な意見が見受けられます。
“日本企画” は日本人の足に合っていると思いますし、そこまで気にならないんですが、なんとなく “USA企画” を探してしまう自分もいます。
まあこれは豆知識として書いておきます。

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左 : “USA企画” 右 : “日本企画”


チェッカーボードのスリッポンを購入

子供達がスケートボードスクールに通うようになり、改めて僕もリスタートした訳ですが、履いてるスニーカーはドメスティックブランドのオシャレスニーカーでした。
数年前に買ったスニーカーで、もう自分の中で2軍落ちしてたモノなので、スケートで履きつぶしてもいいかなあと。
クルーザー買って 激しいメイクはしないからこれでいいかなあと。
でも適当なノリでオシャレスニーカーで始めたはいいものの、見た目はとてもいいんですが、これがいかんせんズルズル滑るんです…
本来シューズを滑りづらくするためにデッキにはデッキテープ貼ってるんですが、デッキテープ上でスニーカーがズルズル滑る…
滑ると踏み込めないし安定しないし結構危ないんですよね…
娘と息子にはスケートシューズを買い与えましたが、自分のシューズは完全にノーマーク。
数年前の骨折の悪夢を繰り返さないために、安定して楽しめるために(ただの言い訳なんですが)俄然僕もスケートシューズが欲しくなってきたんです。

いろんなメーカーのいろんなスケートシューズがありますが、僕の中では VANS 一択でした。
昔から好きなブランドでしたし、実際履いてたこともありますからね。
ローテク感満載なデザインは、オジサンなのに無理して若作りしている僕の見た目にも優しくフィットしてくれそうです。

VANS を買うと決めたはいいものの、どのモデルを買うか?
正直めちゃくちゃ迷いました。
どれも魅力的でどれも捨て難い。
散々熟考した上で購入したのがこちらです。

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SLIPONのチェッカーボードというベタな選択。
でもこの色味は一言で素敵です。
色味で買ったと言っても過言では無いくらい、このカラーリングに惚れてしまいました。
今年の猛暑にこれを履けば周りの人に納涼感を与えられる、というのは冗談ですが、この色味のチェッカーボードは今まで見たことがありませんでした。
爽やかではあるんですが、チェッカーボードスリッポンのエッジーな感じはちゃんと残っています。
このスリッポンと 少し前に購入した G-SHOCK を合わせれば、足元だけ変に浮くなんてこともないでしょう。

さっそくこれを履いてパークに出かけスケートしてみましたが、1プッシュ目から今までのシューズとの違いに驚愕することになります。
グリップ力があまりにも違うんです。
デッキ上の足側もそうですが、プッシュしている足側も「ちゃんと踏んでプッシュしている」感がすごい。
コンクリートパークでも家の前のフラットでも、しっかりグリップして踏めている感覚が秀逸です。
また、僕が買ったのは “VANS Pro” ラインです。
このラインはクラシックラインの定番スタイルをプロスケート仕様へとアップグレードさせたプロクラシックシリーズと言われるもので、クラシックモデルと比べるとデザインにややボリュームがあります。
また、スケート時の衝撃を和らげる「 ULTRACUSH インソール」を採用、そしてアウトソールのトゥ部分には磨り減りにくい「 DURACAP 」を搭載しています。
この Pro ラインの履き心地は今まで履いたどのシューズとも違う、ものすごく感触の良いものでした(スケートシューズとしてだけではなく普段履きのものとしても履き心地が良好です)。
インソールの適度なクッション性は特筆モノで、ハードにトリック攻めても足に負担がかからなそうだと感じます(実際僕はハードに攻めませんが)。
同じ VANS のはずなのに、過去に購入した VANS のシューズにここまでの感触を感じなかったということは、おそらくそれは Pro ラインではなく通常のクラシックラインだったんでしょう。
当時はそこまでこだわってなかったというか、スケートシューズとして買ったわけではなく単純にファッションアイテムとして VANS であれば良かったので、この違いには驚かされたというのが正直なところです。
ローテクな見た目なのに、本物のスケートシューズはここまで違うのか!?と感嘆しています。

見た目も機能も気に入りすぎて、スケートボードの時にだけ履くのもなんなので、仙台に遊びに行った時に街履きしてみました。
ロールアップしたデニムに爽やかな色味のスリッポンがいい感じでハマって、自分で言うのもなんですがいつも以上にこなれ感が出ている感じがしました。
大満足の買い物ができました!
これを履いてガンガンに滑り込んでオジサンながらにちょっとでも上達したいなーと思っています。
いや、でもなー、滑り込んで汚れるのやだなー(←本末転倒)。