平昌五輪でカーリングにどハマりしました #そだねー

4年に一度の冬のオリンピックが終わっちゃいましたねぇ。
今回は韓国の平昌での開催、時差無しでしたから朝から晩までいろんな競技を楽しめました。
4年に一度プチブームになっては終わってしまうカーリング、今回ガッツリハマってしまいました。





いろんな種目を家族で楽しんだ

我が家のオリンピック視聴は、娘はスキーを、息子と僕はスノーボードを、妻はフィギアスケートとスピードスケートをと、まんべんなくいろんな種目を視聴しつつも各人集中して視聴する種目があり、感動を共有しながら楽しみました。
日本選手の活躍に狂喜乱舞したり、海外選手の圧倒的な力に驚愕したり、そして全力を尽くした選手達に涙したりと非常に楽しませて頂きました。
その中で、大会後半僕も妻もどハマりしてしまったのがカーリングです。

カーリングは以前のオリンピックから美人選手が出場したりして記憶にはありました。
残念ながら、逆に「美人選手」とかいう報道だけが先行してしまい肝心の競技内容はフォーカスされることなく、僕らのような普段カーリングに慣れ親しんでいない層に対して、継続的な人気が維持出来ていなかったと言うのが個人的な印象です。

今回の女子カーリング日本代表は北海道北見市のクラブチーム ロコ・ソラーレ / LS北見 のメンバーの方々。
このチームの創設者は件の「美人選手」として過去に話題をかっさらった本橋麻里選手。
相変わらずお美しく、そしてお胸がry(以下自粛)。
本橋選手は今大会リザーブ(補欠)に回っており、そのお胸…いや…プレイを楽しむことが出来ませんが、スタメンの選手の方々も愛嬌があって皆様可愛い。
仕事終わって帰宅して、頑張ってる可愛い(←ここ重要)女の子のプレイを鑑賞しながら晩御飯って至福ですよねー。
そういう完全エ◯目線ではありましたが、毎晩毎晩カーリングを観ているうちに、競技自体に興味が湧いてきました。


カーリングって超面白い!

初めは全く興味無かったんですよ、カーリング。
前述したように選手が可愛らしいんですけど、「どうせ可愛いだけでしょー?また一過性で終わるんでしょー?まあ他に観たい競技も無いし目の保養しておくかー。」とか完全マイナスイメージ、エ◯目線でおりました申し訳ございません。
でも女子チームで言えば全10チームの総当たり戦の予選リーグですから試合数も多く、試合時間も仕事が終わって帰宅する20時くらいから開始。
また、試合時間も長いので夜テレビを付けると高確率で放映されており、どうやってもオンタイムで目に入ってきちゃいます。
ダラダラと、それこそエ◯目線で視聴しちゃってたんですが、じっくり観てるとスッゲー面白いんですよね、カーリングって。

4人ずつ2チームで行われ、目標とする円(ハウス)をめがけて各チームが交互に8回ずつ石(ストーン)を氷上に滑らせ、石を円の中心により近づけたチームが得点を得る。
これを10回繰り返し、総得点で勝敗を競う。

Wikipediaより引用


こう書くと単純そうなんですけど、ストーンは速度が落ちると自然に曲がっていき、氷面をこする(スウィープ)事で速度低下や曲がりをコントロールします。
こうした滑り具合や曲がり具合は氷の状況や温度変化で刻一刻と変化していきます。
こういった競技の特徴から、高い身体能力よりも、事前の予測と経験を元に相手の行動を先読みする想像力や、実際のストーンの動きから即座に戦略を組み立て直す知能など、完全に理詰め、戦略ありきのスポーツで「氷上のチェス」と呼ばれる所以だと思います。

冬のスポーツと言うと短時間一発勝負的な種目が多く、それはそれですごく興奮するんですが、カーリングのように長時間頭をフル回転させる種目も前者とは全く質の違う緊張感があります(準決勝の韓国戦第10エンドや3位決定戦のイギリス戦第9、10エンドなんかは肩が強張るくらいの緊張感がありましたし、フィギアスケート女子パシュート決勝とカーリングの試合時間がモロ被りでしたからその興奮の質の違いを感じました)。

また、カーリングは試合時間が長く、観ているこちらも次の一手を考えながら観るという楽しみがあるんですね。
ストーンを投げるとかスウィープするとかは体験したことが無いんですが、この「戦略を考える」という疑似体験がすごく面白い。
ルールを完全に覚えたか?と言われるとお恥ずかしながらそうとは言えないんですが、それでも「次はこう投げたらいいんじゃね?」という自分の中での組み立てが、解説者の方の組み立てと一致することも増えるようになってきましたし、選手の一手と自分の一手の違いを知ると、その奥深さにさらに好奇心をくすぐられる感覚になりました。

curling
ネット上で日本代表の方々のゆるーい感じを「嫌い」と言ってる輩がいるそうですが、そういうのは大抵ブス女さんのヒガミです。可愛いは正義です。大正義です。ブスは引っ込んでろ。僕はカーリング日本代表女子大好きです(ポッ)


ロコ・ソラーレ / LS北見はドラマ性のあるチームだった

女子カーリングチームは北海道訛りの会話や、第5エンド終了後の水分・糖分補給の「おやつタイム / もぐもぐタイム」そして抜群の笑顔とコミュニケーションなどいろんな話題を振りまきながら、めでたくも銅メダルを獲得!!!
いやー、しびれまくった!!!
海外チームがパワープレイやりまくってくる中、繊細なゲーム運びで良く頑張った!!!
本当に素晴らしい!!!

ここでふとした疑問が湧き上がります。
カーリングの日本代表は他のスポーツのようにいろんなチームからの選抜チームを送り出すのではなく、普段活動しているチームまるごと代表として送り出すようです。
事実今回の代表はロコ・ソラーレ / LS北見。
前回のソチ大会では北海道銀行のチームが代表になったようですし、その前のバンクーバー大会では一世を風靡したチーム青森が代表としてオリンピックに出場しました。
僕のような素人目線だと「選抜チーム作った方が強いんじゃないか?」と安易に考えてしまうんですが、どうやらこの考えはカーリングには当てはまらないようです。

カーリングに必要なのは、技術だけではないのです。
そのほかの要素も大きいので、急造チームでは難しい。
これは他の国も同じで、たとえば強豪国のカナダも、日本と同じ選抜方法を取っています。
カーリングは、監督やコーチが常に試合中に指示できる競技ではありません。
展開に応じ、選手同士で作戦を決めていきます。
重要なのは、それを選手全員が納得し理解し共有すること。
疑問や違和感を感じたままの状態では、普段通りにプレーできず、ミスをしてしまうこともあります。
もちろん選手個々のプレーの特徴も共有していなければなりません。
チームとして熟成されて勝てるようになるには相応の時間が必要で、最低でも3年ぐらいはかかるのです。


ネット上で拾った記事の引用ですがあの試合を観ていると非常に納得させられます。
あの過剰とも思える試合中のディスカッションも、急造の寄せ集めチームでは誰かが納得しなくて(陳腐な言葉ですが)仲間割れ状態にならないとも限りません。
また、個々の能力や適性をお互いが知り尽くしているからこそ、それを生かした戦略が組み立てられるのでしょう。
まさに寝食を共にする仲だからこそチームとして機能するんだと思います。

ロコ・ソラーレ / LS北見創立から8年でこんなチームを作り上げてオリンピック銅メダル。
単純にこの事実だけでも素晴らしいですし、すでにドラマ性高いんですが、このチームはメンバー一人一人が挫折を経験しているようで、この動画を観て僕は号泣してしまいました。

これ、その辺の下手なドラマや映画よりもドラマチックですよね。
この動画はオリンピック出場が決まってから放映されたようですが、オリンピック前に観ていたらまた違った見方ができていたかなと後悔しています。
あの選手たちの笑顔からは想像だにしない挫折があって、それが必然であったかのように地元でチームを創立してそこに集って、日本代表を勝ち取ってオリンピックで銅メダル。
やっぱり一度挫折を経験してそこから這い上がってきた人たちは強いんですね。
落ちこぼれ軍団で甲子園を目指す的なストーリーを地でいってますけど、こちらは実話ですからね。
素敵。
一言で言うと素敵過ぎます。
相手チームにも韓国の「メガネ先輩」とかキャラ立ちしてる方も多々いらっしゃいますし、「これ絶対映画化しちゃうよなー」とゲスの勘ぐりしちゃうくらいに素敵です。

日本では全然まだまだマイナースポーツの域を脱しないスポーツですが、競技内容やこういったドラマ性も含めて、ロコ・ソラーレ / LS北見は応援していきたいですね。
この銅メダルを機に、このチームのみならず、カーリング界全体が盛り上がってくれることを願っております。
どなたかお金持ち企業の社長さんいらっしゃったら彼女たちをスポンサードしてあげて下さい(←自分でやれない小物感)

bronze medal
この中で誰が一番素敵かと聞かれたら「全員だ言わせんな馬鹿野郎」と答えます


で、買った

ここまでハマってしまうと自分でもカーリングやってみたくなっちゃいます。
いや、本格的にやってオリンピック目指すとかじゃないんです。
実際にやってみないとルールも戦略もその試合の勝負所とかもわからないじゃないですか?
そういうのを知って視聴するのと、知らないで視聴するのって視点が全く違ってくると思うんです。
でも、残念ながら競技人口もあんまり多くないようで、そもそもカーリングできる施設が身近にありません。
でもどうしてもやってみたい。
で、iOSでできるカーリングのゲーム探してみたら、結構あるもんなんですね!
複数ある無料のカーリングゲームを試してみて、一番「それっぽい」と思ったのが下記のゲーム。
やってみると面白くって、有料版を買ってしまいました。
このゲームでカーリングを勉強しながら、今後もカーリングの視聴を楽しみたいです。

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