LIVE BOX 2017最高でした!
予告の通り、先日開催されたLIVE BOX 2017に出演しました。
2年ぶりのLIVE BOX、バリエーションに富んだ面々との対バン、スゲー楽しかった!
何回演ってもLIVE BOXはやっぱりいいイベントでした。
バラエティ豊かな出演者
今回くらいバラエティに富んだラインナップになるのも、LIVE BOXの特徴かもしれません。
出てくるバンドが全く色が違うから初見のお客さんも飽きないよね。
各バンドとも見てて面白かったんで、稚拙な文章になりますがレビューしてみたいと思います。
カッパマロ
残念ながらカッパマロの演奏時、僕らは受付で押し寄せるお客様の対応をしていたのでライブを観ることは叶いませんでした。
でも幾度となく対バンしてきた彼らの出来は外に漏れてくる音だけで分かります。
うん、いつも通り(←いい意味で)。
相変わらずって言ってしまえばそれまでなんですが、そのお客さんを楽しませようという精神は彼らから学んだと言っても過言ではありません。
ライブ終了後、カッパのライブを存分に楽しんだであろうたくさんのお客さんが、汗だくの笑顔で外に涼みに出てたのが印象的でした。
お互いエッジが強すぎて他のイベントにはなかなか誘われないため、必然的に自分らでお互いをブッキングするという、ある意味馴れ合い、もとい腐れ縁の(いや、盟友と言わせてくれ)カッパマロ。
今後も彼らとは死ぬまでの縁でしょう。
今後もよろしく!
とりあえず反省会!
CHOCOROOCH HalfBitter
すっげー久々のチョコロッチ。
彼ら曰く、今回のライブは6年ぶりとのこと。
彼らと最後に対バンしたの何年前になるんだろう?って考えてしまうくらい久々のライブです。
リハの時点から久々にチョコ観れた感激でいろんなところから涙が出てきました。
チョコ目当てのお客さんもたくさん入って、皆に待ち望まれていたのが分かります。
ライブはすっげーカッコよかった!の一言に尽きます。
久々のライブのはずなのに、昔と変わらないストレートなロックンロールは盛り上がらずを得ませんでした。
むしろ年月を経て円熟味を増して、今が全盛期なんじゃないか?とも感じるほどのステージングは圧巻。
控え室での「新曲無いけど昔の曲も6年経ったら全部新曲だよな」という言葉は忘れません。
でも本当にすごく新鮮に感じたのが不思議です。
次回は来月6月18日、BRONCO.のイベントに出演とのこと、楽しみです。
復活のライブで対バン出来たのが幸せでした。
オッケー、ナイトライダー!!!
ハンサム判治(ハンサム兄弟, HANZI BAND)
ハンサム兄弟としてLIVE BOXに出演したのが12年前。
判治さん、とりあえず、相変わらず声デケェwww
いや、ボーカリストなら声がデカいって大きな武器っすよね!
今回はウクレレでの弾き語りでしたので、シンプルでストレートな歌詞が、デカい声も相まってダイレクトに身に入ってきました。
やっぱメジャーアーティストは違うよね。
ライブ中のMCも面白くてあったかくて、チョコで熱くなり過ぎたフロアをいい感じでゆるーい空間にしてくれたように思います。
贅沢を言えばハンサム兄弟の名曲、ココロコロコロを聴きたかったなあ。
ちなみに余談ですが、楽屋ですれ違った判治さんからは何のトワレかフェロモンなのか、都会的なとても良い匂いがしました。
常にダウニーの匂いを放っている僕はとても羨ましく思いました。
Qbic TV
最近いろんなところでライブを演ってるんで知名度が高いバンドです。
メンバーの皆さん、よく顔は合わせるんですが実は初対バン。
今回のオファー、よく受けてくれたなあというのが正直なところです。
女性が2人所属、ポップでキャッチーで、いつもはオープンエアな会場や、ピースフルな会場が彼らの主戦場な訳で(僕の思い込みなのかもしれませんが)、ゴリゴリのロックイベントに出演を決めるというのは、結構彼らにとってはチャレンジングだったのではないかなと。
あと感心したのは、出番直前まで本日のライブ進行などの打ち合わせを、ガッチガチに詰めてやっていたところです。
ライブまでの期間はおろか、ライブ当日も打ち合わせをほぼやらない僕らにとって見習わなきゃいけない事象でした(僕らはライブ中その場その場でその瞬間に歌詞やギターリフ、映像を変えちゃったりするので詰めて打ち合わせするのが良いって訳でもないんですけどね。ただ姿勢としては見習わなきゃなと)。
彼らのライブはホント爽やかで、熱気に包まれたフロアに涼風が吹いた様な気がします(←良いこと言った気がする)。
こりゃ老若男女問わず人気あるのも頷けるよねー。
これで初対バンが叶いました。
懲りずに是非また一緒に演りましょう!
everything-different
僕らのライブはどうしても客観的に観れません。
でも今回の会場で昨年から働き始めたスタッフさんが、ライブ終了後に「スッゲー良かったです!感動しました!出会えて良かった!」と言っていただけましたので(実話だよ実話、話盛ってないよ)、少なくとも出来の悪いライブでは無かったかと。
そして一年の四半期は風邪をひいている僕が健康体、かつ炭水化物ダイエット中で身体の調子がすこぶる良い感じでライブに臨めたおかげか、ライブ終了後も異常な疲労感を感じずに済みましたw
それでは頂いた写真と動画でライブの模様をどうぞ。
(写真はお友達の写真家林さんが、動画はこれまたお友達のドローンマスター山村さんが撮ってくれました。いつも本当にありがとうございます!)
中東から来ました風コーディネート
アラブ人っぽく煽るよね
髪伸びたよね
Charっぽいよね(Charaじゃないよ)
彼が身につけたこのセットアップ○○万円だそうです
このセットアップに描いてる顔をトーマスの顔と入れ替えると、僕の息子のパジャマと酷似します
この疾走感たるや
胸に秘めた想い
今回のライブ、僕の胸には秘めたる想いがありました。
今回僕は、勤務する会社の上司の息子さんである高校生1年生男子をウチのバンドのスタッフとしてリハから連行しました。
産まれた時から知ってる彼、昔からピアノなどを習っていましたが、昨年からギターを始めたとのこと。
仲間内でバンドを組んで、中学校の学園祭にも出演したそうです。
高校に進学してもその熱は冷めず、軽音部に入部してバンドを結成しました(まだドラマーは見つかってないようですが)。
それならば、いつかライブハウスで演ってみたいと思うでしょう。
バンドマンのライブの日の一日を体験してもらいたくて、彼に話を振ってみました。
「お前さー、ギターやっててバンドも組んでるんだったら、今度の俺らのライブにウチのスタッフとしてリハから参加しない?スタッフだからチケットいらないしリハとかイベントの進行の仕方も見れるし、他のバンドのギタリストのセッティングも見れるよ。ドリンク代も食事代も(参加するなら)打ち上げ代も俺が全部面倒みるから考えてみて。」
上げ膳据え膳的な提案を彼はすぐに快諾してくれました。
当日は迎えに行った際機材車と化した車にビビったり、リハでは出番の逆からリハをする通称「逆リハ」や出番通りの「順リハ」なんてやり方を覚えたり、一瞬だけ僕らのリハでギター弾かせたり、機材シートの書き方や予約してもらったチケットリストの書き方なんかも覚えたり、そして最初から最後までライブを観戦したりと、バンドマンのライブの一日をほぼまるっと体験させてあげることが出来ました(本当は真の本番でもある打ち上げにも参加して欲しかったのですが、高校生を真夜中まで連れ出すのもどうなんだと思い、本人の体力も考えて本番終了とともに迎えに来たお父上と帰って行きました。打ち上げ終了は翌午前2時30分だったのでこの判断は正解でした)。
その後彼からはとても勉強になった、またライブがあったら色々教えて欲しいという旨のメッセージを頂き、喜んでもらって良かったと胸をなでおろしてる次第です。
今回の僕らを含めた出演者は昔からバンドを演っている人たちがほとんどです。
みんな結構歳を重ねています。
昔はギラギラしていてとんがりまくっていたバンドマン達、控え室や喫煙所での会話の内容に変化が見られます。
身内の不幸や法事、身体の不調や健康診断、子供の行事などなど、かなり所帯染みた話が多くなってきました(その分円熟味を増したのか話は昔より面白いんですが)。
ライブが終わるとヘトヘトで、立っていられないくらいの疲労感も感じます。
そりゃあ歳取ってるんだから当たり前なんです。
みんな楽しくて演ってるんだから、それでいいんです。
いいんですけど、でも僕らみたいなおじさん達がいつまでもデカい顔でのさばってるのも違うよね?
僕が知らないだけで実は若いバンドマン達もいるんだとは思いますが、それでも昔と比べちゃうと若いバンドって絶対数が減ってるような気がしてなりません。
だからこそ、今回の彼がギターを始めてバンドも組んだって話は自分の事のように嬉しかったんです。
こいつら世代のバンドマンにガンガン外に出て欲しい。
もうおじさん達は引っ込んどいてって言われちゃうくらい、生意気なバンドマンと一緒に楽しみたい。
興味もあってやる気もある、でも外への出方が分からないっていう若い子は、少しでもおじさんバンドマンのノウハウを教えてあげられたら、その後のモチベーションももっと上がってくると思うんです。
山形のアマチュアバンドっていう小さいシーンですが、それでも僕が育ってきたシーンです。
このシーンを担っていくであろう(そうあって欲しい)若い子達と、これからも一緒に楽しみながら自分なりに彼らのケツを叩いていきたいと思っています。
そして数年後、若くていきが良くてギラギラしていてとんがってるバンドマンと、是非一緒のステージに立って、ウカウカしてらんねーなと感じさせられるくらいケツを叩いて欲しいです。(女の子ならさらに良し)。
やっぱりLIVE BOXは最高だった
毎回LIVE BOXに出演させて頂いて本当に感謝の言葉もありません。
毎回動員も多く、出演バンドのブッキングも良く、出演してて、いや、たとえ出演してなくても笑顔になれるのがLIVE BOXです。
主催者様、対バンの皆様、スタッフの皆様、そして足を運んで頂いたお客様にこの場を借りてお礼の言葉と代えさせて頂きます。
今回もスッゲー楽しかったぜ!
ピース!