【御礼】山辺のライブ最高だったぜ！！！
告知していた通り、先の日曜日ライブ演ってきました。
山形県の山辺町で開催されたイベント「くう・のむ・あそ部フェスタ」。
ライブ前は完全アウェーな状況にビビっておりましたが、いい意味で緩くて暖かくて、とても楽しくライブ出来ました。
不安でしかなかった本番前
普段僕らがライブをやっているのは俗に言う「ライブハウス」という場所です。
当然ながらライブハウスはライブを演る場所ですから、ライブハウスに脚を運ぶお客様はライブを観にやって来る訳です。
言い換えればお客様側の需要と演者側の供給がマッチしているので、演者側はある意味安心感があります。
しかし今回のライブ会場は町興し的なお祭り会場ど真ん中です。
お客様はお祭りに遊びに来た人がほとんど。
お祭りに来たついでに、なんか演ってると言う方がほとんどと容易に想像がつきます。
演者側の供給がお客様側に全く届かない、最悪騒音でしかない。
そういうお客様相手にライブって今までやったことがありませんでしたし、すごくむず痒い感覚で会場入りしたのです。
そして周りでイベントを楽しむ方々を余所目にリハをやってる最中、浮かれきれない僕にトドメの出来事。
寄って来る寄って来る近所のクソがk…いやおぼっちゃま達。
その中でも育ちの良いクソがk…いやおぼっちゃま、僕らが音出した瞬間こう仰いました。
「うるせーっ！！！」
僕のガラスのハートが砕け散った瞬間でした。
そのおぼっちゃまをシメ上げてもよかったのですが、やっちゃうといろんなところに迷惑をかけちゃいますので涙目で自粛(大人になったなぁ〜)。
セッティングやステージ上のモニターはバッチリだったのに、イマイチしっくりこない様な残尿感的気持ち悪さを残しつつ、僕らはトボトボとバックステージに引き上げたのでした。
リハ後、会場に遊びに来てくれた盟友 Capp-amaro の水戸部がニヤニヤしながらバックステージへ。
水戸部は地元のお祭りでライブやった際、ものの見事に砕け散って、地元なのにその後出演禁止を喰らったという華々しい経歴を持つ男です。
そんな水戸部からは
「クックック、演り辛いだろ？クックック、心折れそうだろ？クックック、まぁ頑張れ、クックック」
と明らかに僕らの玉砕を期待している激励コメントを頂きました。
ライブ直前になると、僕らのライブをわざわざ観に来てくれた方々の顔も見え始め、もう開き直りの境地です。
「よし、羽前山辺駅を背に討死してやる」
そう思ってステージ上に向かったのです。
リハが終わったばかりなのにグッタリ。やらせ無し。
ちなみにライブ中のMCでも山辺町の皆様に問うたのですが、なぜ山辺(やまのべ)町にある駅が羽前山辺(やまべ)駅なのか？という僕の疑問に明確な答えが届いておりません。
知ってる方がいらっしゃったら是非教えて下さい。
写真と動画でライブを振り返る
昔から仲良くして頂いているフォトグラファーのメロディーさんが、当社比7割り増しくらいにカッコいい写真を撮ってくれました。
そしてお友達の山辺町出身 シュガーシスターズ の佐藤寛子さんから動画を撮って頂きました。
メロディーさん、毎回毎回ありがとうございます！！！
そして佐藤さん、動画ありがとうございます！！！
あれっ？めちゃくちゃ楽しいじゃないか！？
ライブギリギリまで今日のライブ運びをどうしようかと迷った僕の決断。
「今日は子供に媚びる」
子供をイジればそのパパママ達も釣れる。
子供をイジればそのジジババ達も釣れる。
そう思った僕はMC中に子供達をステージに上げ、僕の機材で遊ばせて、フレンドリーなお兄さんを装いました。
するとどうでしょう？
僕らの曲に合わせて子供達はピョコピョコ跳ねまわり、ビアガーデンの様相を呈していたお父さん方やお母さん方も手拍子してくれたり、曲が終わると歓声を上げてくれたりと、予想に反してすっげーレスポンスがいいんですよね(若干採集箱に入れられた昆虫の気分でしたが)。
途中、やんちゃなクソがk…いや、お子ちゃまが僕の機材のケーブルに引っかかって色々とトラブりましたが、それもすぐに復旧(子供恐るべし)。
そしてライブ前から呑んだくれていたVJ ALEXはライブ中にピョコピョコ跳ねまわり、貴様は子供か！？と心の中で思いました。
終わってみるとメチャクチャ楽しくライブすることが出来ました！
なんだおい、楽しいじゃないか！？
これは山辺町の皆様が暖かいのか！？
それとも僕らはもはやどんな会場でも盛り上げてしまう実力を身につけてしまったのか！？
多分それは全部真実だと思うのですが(異論認めません)、とにかくすっげー楽しめました。
今年は新庄のホールだったり、朝日町の山の中での霹靂祭だったり、今回のお祭りだったりと、いわゆるライブハウス以外の場所でのライブが多かったのですが、どんな場所でも幸いにしてお客様には盛り上がって頂きました。
そして普段の環境と全く違う場所でのライブというのは、僕自身とてもいい経験になりますし、ガラスのハートが徐々に鍛えられている様な気がしています。
どんな環境でもお客様を巻き込んで自分達もお客様も楽しめるって、バンド冥利に尽きますし、これこそライブの醍醐味です。
今年は12月29日に仙台のライブハウスでもう一本ライブ予定しておりますが、来年は全国の公民館ツアーとかやれてしまうのではないかと勘違いしている次第です。
最後に、観て頂いた山辺町の皆様には感謝してもし尽くせません(リハ中の僕に罵声を浴びせてくれたクソガキ除く←ジャストジョークですよ)。
皆様本当にありがとうございました！！！(クソガキ除く←ジャストジョークですってば)
皆様のおかげでものすごく楽しめました！！！(クソガキが一番楽しんでた様だがな←これは本当)
そしてお誘い頂いた関係者の皆様誠にありがとうございました。
また来年開催されるのであれば、ガラスのハートを胸に秘め、是非参加させて頂きたいです。
あのクソガキ絶対頃すマンと化した僕（←ジャストジョークだって言ってんだろ）、来年も参加したいなあと二日後の筋肉痛に苦しめられながら思うのでありました。
本日の締めはライブ後あまりにも楽しくて飲みまくって安定の粗大ゴミと化したVJ ALEXの笑顔で締めくくります。
キ、キテる