【スノーボード】BURTONとDANNERのコラボレーションブーツを購入しました

徐々に朝晩肌寒く感じる季節になりました。
北国ではもうすぐ雪が降ってきます。
雪が降ったら娘と共に雪山へGo!
その前に、ボロボロになったスノーボードブーツを新調しました。
当初狙っていたメーカーのモノではありませんが、その見た目に一目惚れ!
もはや機能性度外視、完全に見た目に惚れて購入した逸品に大満足です。





新調せざるを得ないほどに使い込んだブーツ

昨年まで愛用していたスノーボードブーツ、もはや何年前に購入したのかすら覚えていません。
デザインも機能性も申し分なく相当気に入って使い倒した結果、昨シーズン終わりにはアウターもインナーもボロボロのヨレヨレ、ソールに至っては加水分解でパカパカという状態で、今シーズンはどうあがいても新品購入しなければならない状態となってしまったのです。

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愛用していたブーツ。ありがとうさようなら。


そして今期のスノーボードブーツが出揃ってきた季節になり、いよいよ次に購入するブーツを選定しなければならなくなってきました。
昨シーズンから僕の同僚が強烈に勧める DEELUXE のサーモインナーがとても気になっており、今期購入するのはなんとなくDEELUXEで決まりかなーと漠然と思いながら、近所の横乗り系に強いスポーツショップを覗いてみることに。
昨年購入したバインディングにマッチするブーツはないかと一通りDEELUXEのブーツを眺め周りをふと見回すと、他のブーツとは一線を画すブーツが鎮座しているのを見つけてしまいました。

パッと見スノーボードブーツっぽくない見た目。
スノーボードブーツというよりマウンテンブーツのようなシルエット。
そしてサイドには”BURTON”と”DANNER”のロゴ。
今期、スノーボードメーカーBURTONが、アウトドアブーツメーカーDANNERとコラボしたスノーボードブーツとの出会いでした。
嗚呼、これはヤバいわ。
DEELUXEさんごめんなさい。
DEELUXEさんが悪いんじゃありません。
むしろ機能性を考えたらDEELUXEさん選ぶと思います。
見た目もDEELUXEさん悪くありません。
EMPIRE とか DEEMON とか INDEPENDENT とか普通にかっこいいです。
でも普通じゃダメなんです。
理屈じゃないんです。
この子にガツンときてしまいました。
この子に一目惚れしてしまいました。
あまりにもDEELUXEさんに申し訳がないので、ブーツ(特にインナー)の専用乾燥剤のコレ買いますので許してください。


BURTONとは?

バートンスノーボード (Burton Snowboards) は、1977年ジェイク・バートンによって設立されたスノーボード用品の製造販売会社。
本社は、アメリカ合衆国バーモント州バーリントン。
画期的なプロダクトライン、リゾートに対するスノーボードの認知を促す草の根的努力、そしてトップレベルのスノーボーダーを集めたチームなどにより、世界中でスノーボーディングの成長を加速させてきている。
トリノオリンピック男子ハーフパイプ金メダリストのショーン・ホワイト、女子ハーフパイプ金メダリストのハンナ・テッターらが所属している。

Wikipediaより引用


もはや説明するまでもないスノーボード界の一大ブランドがBURTONです。
あまりにも有名なブランドでそれ故にアンチの存在も見受けられますが、スノーボーダーでBURTONを知らないという人はモグリと言っても過言では無いでしょう。
スノーボード本体だけでなく、ブーツにグローブ、スノーウェアにゴーグルにバックパック。
そして普段使いのウェアにキャンプ用品など、スノーボードというジャンルを超えたラインナップを誇っています。
常に先進的なアイテムを提案し、他の追従を許さない。
BURTONがBURTONたる所以だと思います。


DANNERとは?

ダナー(英: Danner)は、1932年創業のアメリカ合衆国オレゴン州のブーツメーカー。
1932年、チャールズ・ダナー、ウィリアム・ウィエンハーグとその甥の3人によって、アメリカウィスコンシン州で誕生した。
当初は、ワークブーツを生産する工場で、低価格のワークブーツを製造・販売していた。
1960年代には、ハイキングブーツを生産ラインに加え、「マウンテントレイル」というモデルを発表。
当時、このモデルはバックパッカーの間で絶大な人気を博していた。
1979年には、「ダナーライト」というモデルで、世界で初めてゴアテックスをブーツに採用する。
現在では、アウトドアブーツの定番ブランドとして知られている。

Wikipediaより引用


アウトドアブーツ、特にマウンテンブーツと言えばDANNERを思い浮かべる人は多いのでは無いでしょうか?
僕の中ではアウトドアブーツのパイオニアという認識です。
DANNERを知らなくてもマウンテンブーツと言われて思い浮かぶあのシルエット。
それはDANNERが最初に作ったモノです。
二年ほど前、何故か急にマウンテンブーツが猛烈に欲しくなり様々検索した際に、必ず引っかかったのがDANNERのマウンテンブーツでした。
結局その時は自分の好きなストリートブランドのブーツを購入しましたが、DANNERはいろんなブランドとのコラボを積極的に行なっており、伝統あるブランドであるにも関わらず革新的かつ挑戦的なブランドだと思っています。


BURTON x DANNER = 最高

そんな互いの業界最大手のブランド同士がコラボしちゃったら、最高以外の何物でもありません。
サイズがなかったので一日ずーっと悩み、妻に土下座し購入する事を承認してもらい、ジャストフィットするサイズを取り寄せてもらい、本日ようやく手にすることが出来ました!(僕は一目惚れしたモノは基本その場で速攻お買い上げすることがほとんどで、一日悩んだというのが非常にレアケースです。ただ今となってみると何を悩んでいたのかすら思い出せませんが。)
ではガジェット好きはよくやる開封の儀!

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ガジェットでも女体でもアンボクシングの瞬間が一番グッとくるよね

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ご対面の瞬間鼻血出たよね

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立たせたら僕も勃ったよね

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谷間に寄ってみたよね

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さらに寄ってチラリだよね

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“Danner”のロゴに身体中のいろんな穴という穴から何か分泌したよね

最高。
ビューティフル。
アメージング。
一般論としてスノーボードやってて一番目立つのってボードだったりウェアだったり、面積が大きいものが目立ちます。
逆に、ウェアを外側から被せてしまえばブーツはほとんど見えません。
さらにブーツはバインディングを装着しますから、極論を言えば見た目なんか気にしなくてもいいのかもしれません。
でもうまく表現できないんですが、これは買わずにはいられませんでした。
僕は基本ブーツにウェアをインしてライディングするので、結構ブーツも目立つはず!
そして、僕が愛用しているウェアはモスグリーンの上下セットアップのため、アースカラーのこのブーツとの相性は抜群なはず(と信じないとやりきれない)!
想像しただけで激シブライダーですわ。
それにしてもスノーボードグッズは派手派手しいアイテムがいっぱいあるのに、シブいの選ぶようになってきたなあ。
自分の感性が(良いか悪いか自分では判断できませんが)いい意味で枯れてきたなあと感じます。

正直今回購入しようとしてたのは、クラシカルレーシング(従来型のヒモで締め上げるタイプ)ではなく、BOAタイプスピードレースタイプ と呼ばれる、今主流の締め付けや脱着が楽なタイプでした。
ヒモで締め上げるのは結構力が必要ですし、案外着脱が面倒で、周りのスピードレースタイプ使用者を恨めしく思ってましたからね。

しかし僕がセレクトしたこのブーツは、ご覧の通りクラシカルレーシング。
今時ヒモかよ!?と思われるかもしれませんが、DANNERのタフなルックスには従来型のブーツレースがドンピシャにハマってます。
また、BOAタイプやスピードレースタイプは均一に全体を締め上げるため、部分的な細かい締め付けの調整が出来ません。
さらにヒモではないので破損した場合は自分での修理は基本出来ません(最近ではだいぶ進化しているようですが、こう自分に言い聞かせて自分の選択を全力で肯定)。
そして大きな決め手。
このブーツのソールはビブラムソール。
僕、ビブラムソール大好きなんですよ(知らない方はググって下さい)。

機能性も大事なのは重々承知していますが、今回ばかりは完全に見た目でやられてしまいました。
スノーボード周りのアイテム選びで一番重要と思っているのがブーツなんですが、それでも見た目でやられてしまいました。
もうこの見た目だったらそれだけで満足です。
まあ、洋服でも家具でも、それこそ家を建てるときでも、何でもかんでも機能性より見た目で全てを選んできた僕の必然の選択だったのかもしれません。
例え実際のライディングで使用感がイマイチでも、僕がコイツに合わせたライディングをやる、そう思う程に惚れ込んでしまいました。

いやいや、そうは言っても履き心地も確かめなければいけません。
ショップで試し履きはしたものの、早速じっくりと足を通してみました。
今の技術ってすごいね!というのが率直な感想です。
締まるところはキッチリ締まり、それでいてカリカリに締め上げても痛くならない!
そして見た目の割に軽い!
そして最高にかっこいい!!!
昨年購入した Flux のバインディングとの組み合わせでのランディングが今から楽しみで仕方ありません。

欲しいときにドンピシャで心底欲しいモノに出会えたと久々に思える買い物でした。
早く雪降って欲しいと心の底から思っています。