霹靂祭最高だったぜ!!!

再三にわたって告知させて頂いた霹靂祭。
前日夜半からの雨にどうなることかと思いましたが、無事に出演してきました。
皆様にお礼のエントリーをば。
ありがとう霹靂祭!!!
最高だったぜ霹靂祭!!!





不安になるほどの山奥にあった天国

以前に告知エントリーさせて頂いた霹靂祭。

ここに載せたフライヤーにも書いてありますし、公式Blog にも載っていますが、現地にお住いの方々には申し訳ないんですけど、ホンットに会場にたどり着くまでに不安になるような山奥に会場があるんです。
僕も山奥生まれ山奥育ちですが、そんな僕が不安になるくらいで、「本当にこの先にフェス会場あるの???」と思わざるを得ない山奥に天国が存在しました。
木々に囲まれたところに突然フッとひらけた空間とでも申しましょうか、Fuji Rockに行ったことのある方ならご存知だと思いますが、グリーンステージからホワイトステージに向かう山道を抜けた、”ところ天国”のあるあの開放的な空間に似ていると言えばなんとなく雰囲気が分かって頂けるかと思います。
前日夜半からの雨で若干不安になりましたが、タープもお借りしレインウェアも持参。
まあ雨も野外フェスの醍醐味ですよねーと半分開き直りの境地で臨みましたが、徐々に雨足も弱まり、なんとも言えないゆるくて心地いい空間に心底くつろいでしまいました。

開放感溢れる野外で、バンドの音楽を聴きながら、食べながら飲みながら、喋りながらうたた寝しながら、自分たちなりの時間を過ごしていく。
ライブハウスでは決して味わえることの出来ない野外フェスの醍醐味です。
特にこういう山奥という環境でのフェスって、携帯の電波もあまり繋がらなかったり、害虫なんかから自分の身を守らなければならなかったりと、とにかく不便なことも多いです。
と言うか不便なことしかありません。
でもその分、外界や俗世といったものから完全に隔離された世界が拡がって、その世界に没入することが出来ます。
事実、当日は何度も「ここは本当に山形なのか?」と思うこともしばしばありました。
まさにこの雰囲気って、僕の大好きなFuji Rockに似た感じなんですよね。
昨年は残念ながら霹靂祭に足を運ぶことが出来なかったので、今年が初参加・初出演だったのですが、僕はこの雰囲気とっても気に入りました。

ファイル 2016-07-10 20 45 07霹靂祭に参上!
ファイル 2016-07-10 20 46 38ステージ。この日の主戦場。
ファイル 2016-07-10 20 45 24フェスと言ったらフェス飯ですよねー。タンドリーチキンカレー美味かった!
ファイル 2016-07-10 20 45 55何この仲良し感?


野外で演る事の開放感

結成以来野外でのライブは初参戦の我々everything-different。
上述のように”観る側”での野外フェスは何度も経験していましたが、”演る側”での参加は初めてで、いつものライブとはまた違った感覚でした。
ご存知の様に、僕らのバンドはMacやらプロジェクターやらとにかくガジェットをたくさん使います。
雨は極力避けたいところだったんですが、前日からは雨の予報…
可能な限りの雨対策をしましたが、本番時には雨も上がり、機材トラブルもなくライブさせて頂きました。

また開始時間が18:30と、映像映すにはまだ明るいかなーっていう時間帯だったのですが、ライブ中にゆるりと暗くなっていき、結果的にはいい感じだったのではなかったかと思います。
MCのネタにもできたしねw

PAの方々のお仕事はとても素晴らしく、サウンドチェックやステージ上のモニターもすごくやり易かったです。
また、これでもかと言わんばかりのスタッフの皆様のお心遣い、本当に感謝しています。
普段自分がどれだけ心遣いが足りていないのかと反省させられましたし、勉強になりました。

いやー、それにしても野外でのライブ、本当に気持ちよかったです。
ステージ上から空が見えるってとっても素敵!
雨上がりで蒸し暑いんですが、それでもステージ上で風を感じれるライブって野外ならではの醍醐味ですね。
野外ライブ、ハマっちゃったなー。
とりあえず来年の霹靂祭の時のスケジュール空けとくことにしましたw

ファイル 2016-07-11 12 22 23翌日の選挙のために街頭演説頑張りました的なライブ中のアタクシ
ファイル 2016-07-10 20 46 12躍動感
ファイル 2016-07-10 20 46 22野外で演る開放感最高


地域密着型の霹靂祭は暖かかった

霹靂祭の会場には、どっからどう見ても地元のおっちゃん・おばちゃん・子供達の姿がチラホラいらっしゃいました。
フラッと会場に現れて、お酒を呑みながらライブを楽しんでいる様は微笑ましいです。
僕もライブ中のMCで、地元の方々とのトークを楽しませて頂きました(「朝日町」は「あさひちょう」ではなく「あさひまち」と読むのが正しいとのこと、勉強になりました)。

こういう光景って素晴らしいと思うんですよ。
野外でのフェスを開催するにあたっては、地元の方々の理解と協力が必須なのは想像に難くありません。
特にご年配の方々の「ロック」に対する嫌悪感って、やっぱり未だに根強いと思うんですよ。
自分の生活圏内に、爆音と共にタトゥー入れて髪の毛逆立てた若者がやってくるなんて考えたら、反対する人達だっていないとは限りません。
でもそういう偏見を取り除き、地元の方々を参加させ、一緒に楽しんでいる様を眺めていると、主催者様やスタッフの皆様方の並々ならぬ努力と人徳が感じられました。
すごくアットホームで暖かく、幸せな気分になれる地元密着型の野外フェス、今後いつまでも続けていって地域活性化に繋げて欲しいです。

最後に、この度霹靂祭への参加を打診して頂いた主催者様、スタッフの皆様、対バンの皆様、地元朝日町の皆様、そしてお客様。
この様な機会を与えて頂いて誠にありがとうございました!
心から感謝しております。
霹靂祭に参加出来てハッピーな気持ちになれました。
そして我々は、来年の霹靂祭の予定をしっかり空けておきますw

ファイル 2016-07-10 20 46 50夜は幻想的
ファイル 2016-07-10 20 47 00霹靂祭フォーエバー