お礼と音楽とファッションと

書こう書こうと思ってはいたものの、どうにもこうにも筆不精は治らず、今の今まで放置しちゃいました…
告知していた自主企画イベント”TRUE SOUND TRUE NOIZE”、盛会のうちに無事に終了しました!
楽しかった!
とても楽しかった!
で、打ち上げでとある問いを投げかけられ、問いに対する回答をずっと考えていたらエントリーするのが遅くなってしまったという盛大な大ウソを吐きながらまずはお礼をば!





ライブ無事に終了しました!

この度のイベントでは、延べ人数80人オーバーのお客様に足を運んで頂きました。
今日日、アマチュアバンドのイベントでこんなに来客多いイベントってなかなかないですよ。
こんなにたくさんのお客様の前でライブ出来るなんて、バンド冥利に尽きるの一言です。
今回出演して頂いたバンドは4バンドとも全く毛色の異なるバンドでした。
お客様にも楽しんで頂けた様で、イベントの評価は概ね好評です。
ご来場頂きましたお客様、対バンの皆様、スタッフの皆様に改めまして厚く御礼申し上げます。
僕らのカッコイイライブ動画にて御礼に変えさせて頂きます。


音楽とファッション

ライブも終わり、打ち上げにてさらに盛り上がっていた丑三つ時、とある方よりとある相談。
「everything-differentのライブを観ると、自分のファッションにも気を使いたくなる。でもどう気を使えば良いのか分からない。」
質問を投げてきた彼もまたミュージシャン。
こんな事を言われるのは、少なくとも彼にとって僕はファッションに気を使っている洒落者に見えるということでしょう。
以前もこんな事書いた様な気がしますが、音楽とファッションって切っても切れない密接な関係があると思ってるんですよ。
パンクやモッズ、ヒップホップやグランジなど、音楽のジャンルがそのままファッションのスタイルになってますからね。
好きなミュージシャンのスタイルを自分の身に着けるモノに反映させるなんて事は、特に音楽をかじっている人なら誰だってやってきたはずです。
私も未だに自分のファッションの参考にするのは、俳優でもモデルでもなく、ミュージシャンのスタイルが多かったりします。

絵画や陶芸や音楽などの芸術はいわゆる模倣から始まります。
自分の好きな作品を徹底的に模倣して、昇華させたその先に自分らしさを見出す。
これってファッションでも変わらないと思います。
自分の好きなミュージシャンだったり俳優だったりモデルだったりのスタイルを模倣して、その年の流行りを調べて、少しずつ自分らしさを見つけていく。
普段音楽を演っている人なら、このニュアンスを分かってくれるのではないでしょうか?
音楽って自由だし、ファッションだって自由。
いろんなスタイルを試して失敗して、そうやって自分らしいスタイルを見つけれるもんだと思います。


ステージ上ではカッコつけてナンボ

あと、以前からずーっと思っていた事なんですが、口に出してしまうと色々と角が立ってしまうので言えなかった事があります。
それは、ライブをする(特にアマチュア)バンドはもっとステージ上でカッコつけないといけないんじゃないか?という事です。
それはステージング云々ではなく、身に付けるモノという意味で。
ミュージシャンだったら音楽で勝負するんだから、格好なんか関係ないだろ?という意見もあると思います。
でも、そういうミュージシャンがいるんであれば、音源制作頑張ってライブはやるべきじゃない。
だってダッセーじゃん、襟がダルンダルンに伸びきったTシャツでライブされても。
少なくともライブという場は、お金を払ったお客様がいらっしゃる訳ですから、対価としてそれに見合ったエンターテイメントを提供しなければならない訳です。
アマチュアバンドがダセー格好でステージ立たれても、お客様は魅入る事がない訳です(そのダサさを売りにするんであればまた話が違いますが)。

それでも格好なんか関係ない、圧倒的な音楽で圧倒してやると思うミュージシャンもいると思います。
安心してください。
圧倒的な音楽を提供出来るバンドであれば、もっと売れてて、プロミュージシャンの仲間入りしてるはずですから。
アマチュアバンドがライブでステージに上がるときは、目一杯オシャレして、目一杯気取って、目一杯カッコつけて、ビジュアルからお客様を楽しませるってとても大事な事だと思っています。

ステージ上でカッコつけるには、普段からカッコつけなきゃいけません。
「人は見た目じゃない」
イケてない人が自己肯定するときに使う言葉です。
でも僕は、人は見た目の第一印象が大事だと思います。
人は初対面の第一印象で、その人のイメージを作ってしまいがちです。
いくら優秀な人でも、いくら優れた人でも、身につけている物に清潔感やキチンとした印象を与えられなければ、結局損をしてしまいます。
ステージを降りたらダサかった、ステージを降りたらなんか違った。
そんな印象を与えない様に、僕は普段から身に付ける物には気を使っているつもりです。
要はミュージシャンとしての自分を、ファッションというフィルターを通してセルフブランディングするというのが、僕の音楽とファッションに対する向き合い方だと思っています。
まあ、そんな難しい事考えている訳では無く、単純に服が好きなだけなんですけどね。
ウチのバンドは、メンバー各々色々とセンスのいいヤツらなので、作品を作るとき同様、そういう意味でも切磋琢磨出来る環境というのもありがたい限りです。
今後も目一杯カッコつけてステージに上がります。
またライブでお会いしましょう!

3104出番を待つアタクシ。シャレオツ。もうちょっと痩せます。