太郎のお食い初め

久しぶりの更新になってしまいました…
仕事に忙殺され、なかなかBlogに向き合う事もままならず、あっという間に春の陽射しが心地いい季節となっています。
おねーさん方も薄着になって、私の心も弾む季節(あっ、どうでもいいですか?)
ポカポカの陽気の中、我が家の長男はとある儀式を行いました。





お食い初め

その儀式とは「お食い初め」

お食い初め(おくいぞめ)とは、新生児の生後100日目(または110日目、120日目)に行われる儀式。
個人差はあるが、新生児の生後100日頃に乳歯が生え始める。
この時期に「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて食事をする真似をさせる儀式である。
この儀式は、平安時代から行われてきたものである。
伝統的な形の「お食い初め」は、一汁三菜の「祝い膳(いわいぜん)」が用意される。
これには鯛など尾頭(おかしら)つきの魚および、赤飯・焚き物・香の物・紅白の餅のほか、吸う力が強くなるようにとの考えから吸い物(汁物)、歯が丈夫になるようにとの考えから歯固め石が供される。
「歯固め石」は古くからの習わしでは地元の神社の境内から授かるもので、儀式が終われば再び境内へ納める。
小石の代わりに固いクリの実を供する地域もある。

太郎の誕生日は昨年11月30日。
本来であれば3月上旬に行った方が良かったのでしょうが、真冬ど真ん中であった事や妻の実家の建て替えなどいろんな事例が立て込んでしまい、暖かくなって落ち着いてからがいいだろうと、先日まで延ばしていたのです。
妻は気合いを入れて料理に腕をふるい、娘は気合いを入れて食べる気満々、我々の両親も気合いを入れてプレゼントを買い、私は気合いを入れて皆の様子を見守る(すんません、何もやってません…)
まあまあ、そんな微笑ましい状況下で息子のお食い初め、スタートです!
ちょっとだけ動画を撮りましたのでまずはそちらをご覧下さい。
注目のポイントは、まだ離乳食も与えてない長男に強引に赤飯食べさせようとする我が母陽子、1月に誕生日を迎え59歳。



大人として親として

娘のお食い初めの時にも感じた事ですが、これって親の自己満足に近い行為です。
首が座って間も無い時期に、離乳食も食べれない赤子に対して無理矢理食べる真似事をさせる訳ですからね。
赤子にしてみればたまったもんじゃないと思いますよ。
いくらお膳に豪華な食事が並ぼうが、ママのオッパイの方がいいに決まってます(私もオッパイの方がry、あれ?聞いてないですか?)。
でも例え自己満足でもこういう願掛けは気持ちの良いものです。
平安時代からあると言うお食い初め。
親が子供の行く末を想う気持ちは古今東西変わりが無いモノなんですねー。
特に現代の日本は経済や雇用、TPPに代表される他国とのパワーバランス等、決して先行き明るいとは言えない状況下に晒されています。
こんなご時世だからこそ、我が子達に困窮する生活はさせたくない、そんな想いに駆られた時間でもありました。
この子達の未来を明るいモノにするのか、暗い影を落としてしまうかは、我々大人次第です。
自分に何が出来るかは分からない。
でも自分の子供達に出来る事は最大限やっていこうと心を引き締めながら、オトナ達だけで御馳走とケーキを食したお食い初め。
とても楽しゅうございました。
太郎、お前には大きくなったら美味いモンいっぱい食べさせてやるからな!
今はお母さんのオッパイで我慢しとけ。
あっ、太郎が独り占めしているお母さんのオッパイ、たまにはお父さんにもry(もういいですか?)