Kendama USA のけん玉を購入しました
相当Blogサボってました…
子供の頃から馴染みのある玩具は?と問われて多くの人が思い浮かべるのがけん玉かもしれません。
昔からポピュラーな玩具ですが、今「けん玉」は「KENDAMA」と呼ばれ、最先端のアミューズメントとして世界中でプレイされています。
このオシャレでストリート感満載の「KENDAMA」を購入したので久々にエントリーしてみます。
けん玉の歴史
けん玉は我々日本人にとってあまりにも当たり前のように身近にある玩具なので、深く調べてみようという気も起きませんでしたが、改めてけん玉のあれこれを調べてみると、その歴史はなかなか古くて面白いんですね。
ワイングラスと毛糸球、シカの角と木製の玉など2つのものを糸または紐で結び、一方を引き上げまたは振り、もう一方に乗せる・穴を突起物にはめるような玩具は昔から世界中に存在する。
例えば日本のアイヌ民族のウコ・カリ・カチュ、アメリカの五大湖周辺のインディアンに伝わっているジャグジェラ、エスキモーに伝わるアジャクゥァクなどである。
その中でフランスのビルボケ(仏: bilboquet)は16世紀頃から子どものみならず貴族や上流階級の人々にも広く浸透し、国王アンリ3世も愛好したという記録も残っておりビルボケがけん玉のルーツというのが一般的な説である。日本に紹介されたのは江戸時代といわれ、1830年に喜多村信節が著した『喜遊笑覧(きゆうしょうらん)』に「安永六七年の頃拳玉と云もの出來たり」とあるのが知られており、当初は酒席の遊びであったと考えられる。
Wikipediaより引用
やっぱり人間ってこういう遊びに魅かれるんでしょうか?
玉を皿に乗せる。
穴に棒をはめる。
穴に棒をハメryいえなんでもございません。
昔からこういった玩具は世界中に存在していたようですが、柄の尻や十字剣の両端に小皿・中皿・大皿を配し、複雑な技を可能にした「けん玉」は、日本生まれの日本育ちだそうです。
羽子板やお手玉、独楽まわし、めんこ、やっこだこなどと並ぶ、古き良き日本の原風景とも言えます。
過去には日本でもけん玉の大流行があり、1907年、1924年、1933年に流行ったようです。
また、1977年は「けん玉ルネッサンス」といわれる爆発的な大流行になったとのこと。
この日本の伝統的な玩具「けん玉」を2010年頃、アメリカの若者が日本から持ち帰り、ヒップホップ系の音楽に合わせて様々な技を披露する様子を動画サイトに投稿、これがきっかけで「KENDAMA」が新たなストリートパフォーマンスとして認知されるようになり、海外で急速に認知されるようになりました。
実は本県長井市には 山形工房 さんという「競技用けん玉」を製造している会社が存在してします。
1977年頃けん玉の生産が盛んになり、今や同社の競技用けん玉のシェアは7割にも及び「競技けん玉」で地元を盛り上げるプロジェクトが進んでいます。
また、同市にある けん玉ひろばSPIKE さんには世界大会3位の名人がいらっしゃり、直接指導して頂けたりするチャンスもあるんだとか。
それ以外でも、いつもお世話になってるショップに遊びに行った時けん玉で遊んでいるお兄さんがいらっしゃったり、スケートパークに遊びに行ったのはいいけれど雨天で滑れず、スタッフの方にけん玉借りて遊んだりと、かなり身近にけん玉カルチャーがあることをこのエントリーを書きながら思い出した次第です。
「デジケン」は持ってた
実は我が家には俗に「デジケン」と言われる電子けん玉が転がっています。
いつぞやのお祭りの屋台で妻が子供達に買い与えたもので、プラスチック製で電池を使用、技をメイクさせたりする毎に音と光で反応を示すモノです。
ウチにあるのは1990年代に一斉を風靡した某ダンス&ボーカルユニットをフューチャーした ミュージックけん玉
このユニット自体すごく懐かしくはありますし(なぜ今このユニットなんだ?そしてなぜ妻はこれを選んだんだ?という謎は残りますが)、購入当初は面白おかしく遊んでいましたが、そのうち音と光がとてもウザったく感じてしまうように…
今では当然のように電池切れで交換予定もなく、普通のプラスチッキーなけん玉として遊んでいます…
大きさも子供にはちょいと大きくて遊び辛そうでしたから、オシャレで置いてて絵になる使いやすそうなけん玉を買ってみようと思い立ちました。
Kendama USA の KAIZEN-改善- を購入
インターネットで検索して、これはと思ったのが Kendama USA というアメリカのアトランタを拠点とするブランドのモノ。
それこそ同じ県内の山形工房さんの競技用けん玉買っとけよと盛大なツッコミが聞こえてきますが、ウチはそこまでガチじゃない(と現時点では思う)ですし、Kendama USA のモノがなんか見た目いい感じだったんですよね。
Kendama USA は今の世界的なけん玉ブームの火付け役ブランドとのことで、この波に乗っかっちゃっていいだろうと。
いろんな種類があって迷ったんですが、購入したのは「KAIZEN-改善- Silk Matte Half Split」というモデルです。
玉の部分は単色がいいなと思ってたんですが、初心者は色がスプリットしていた方が目視しやすいとのことで、こちらをチョイス。
なかなかいい感じの色味ですよね。
そのまま置いててもかなりいい感じの佇まい。
届いてまず感動したのがパッケージングで、完全にストリートブランドのアイテム的な包装なんです。
糸のバックアップ品なども同封されており、ステッカーもこれでもかという枚数がパッケージされています。
単純にスタイリッシュでカッコいい。
アメリカ製のためマニュアルや技の解説は全て英語なのはご愛嬌w
完全にけん玉がオシャレアイテムに仕上げられています。
所有しているデジケンと比較しちゃうのは申し訳ないんですが、ひと回り小さくて子供達の手にもスッと馴染んで収まりがいいようです。
また、当然ながら木製なのでサラッとした手触りはとても気持ちの良いものです。
一方で玉の部分は一言では形容できない手触りなんですが、あえて形容するならば「ヌメッ」という感触で、触っててかなりいい感じ。
これは摩擦を増やし皿から滑り落ち辛くして、技のメイク率を上げるために塗装を工夫しているんだとか。
たかがけん玉と侮っていました大変申し訳ございません。
やっぱり「けん玉」は「KENDAMA」として進化しているんですね!
早速子供達は喜んでプレイしてましたが、器用なもんであっという間に上手になるんです。
今回はお試しで1つ購入してみたんですが、ただ置いておくだけでもなんか洒落てますし、案の定取り合いの兄弟喧嘩が勃発していますので、もうひとつ購入してもいいのかもしれません。
ゲーム機器の類いを何一つ買わないポリシーの我が家にはぴったりの玩具かなと満足しています。
僕も子供達から借用してちょっと練習してみようかなー?