テレビドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」が面白かった件

僕は普段テレビドラマを観る習慣がほとんどありません。
ルーチンで視聴しているのは大河ドラマくらいなもので、その他気になるドラマもNHKのものがほとんど。
民放ドラマはここ数年ほとんど視聴していません。
でも食わず嫌いはよくないですね。
昨日今日と二夜連続で放映された民放ドラマがとても面白くて、そのテーマにも改めて興味が湧いてきました。





三億円事件とは

三億円事件(さんおくえんじけん)は、東京都府中市で1968年12月10日に発生した、窃盗事件である。
三億円強奪事件ともいわれる。1975年(昭和50年)12月10日に公訴時効が成立し未解決事件となった。
現金輸送車に積まれた東京芝浦電気(現・東芝)従業員のボーナス約3億円(2億9430万7500円)が、白バイまで用意した偽の白バイ隊員に奪われた事件である。
被害金額3億円は現金強奪事件としては当時の最高金額であった。
その後の現金強奪事件では金額こそ三億円事件よりも強奪金額が多い事件があるが、1968年(昭和43年)当時の3億円は、平成26年(2014年)の貨幣価値に直すと約10億円に当たり、貨幣価値においては現金強奪事件としては日本最高である。
警視庁捜査において容疑者リストに載った人数は実に11万人、捜査した警察官延べ17万人、捜査費用は7年間で9億円以上が投じられる空前の大捜査となったが、1975年(昭和50年)12月10日、公訴時効が成立(時効期間7年)。1988年(昭和63年)12月10日、民事時効成立(時効期間20年)。
日本犯罪史に名前を残す未解決事件となった。

Wikipediaより引用


テーマになった事件は三億円事件。
日本人なら知らない人はいない未解決事件です。
詳細は説明するまでもありませんので割愛しますが、犯人はもちろん、その動機や奪われた三億円の行方など未だに謎な部分も多く、そのためかこの事件を扱った作品も、小説や映画、テレビドラマに漫画など種々様々なものがあります。
そりゃそうですよね。
謎の多い未解決事件なんて、未だに多くの人の関心が向けられるのも当然です。
何よりこの事件は、犯行時間たった三分間で三億円と一緒に忽然と消えた犯人というのが、あまりにもセンセーショナルで(不謹慎ですが)あまりにもスタイリッシュに感じてしまいます。
三億円には保険がかけられており、誰一人傷つけていないその鮮やかな手口。
リアルタイムでこの事件を知らない僕でも、あのモンタージュ写真の犯人の印象は強烈の一言で、一種の憧れにも似た感情を持たずにはいられません。


三億円事件をテーマにしたドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」

昨日今日と二夜連続で放映されたドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」は、その名のごとく三億円事件をテーマにしたものでした。

モンタージュ 三億円事件奇譚 – フジテレビ

いやー、面白かった!
正直民放のドラマはバカバカしくて観る価値無しとか思っていたんですが、大変申し訳ございませんでした。
僕が浅はかでした。
考えを改めさせられました。
詳しくはネタバレになってしまいますから他所に譲りますが、扱う題材と脚本が秀逸。
実際の三億円事件の裏側は本当にこんな感じなんじゃないか?と錯覚させられるほどの、よく練られているストーリーにぐいぐい引き寄せられました。
やっぱドラマは脚本ありきですね。
脚本が良ければNHKであろうが民放であろうが関係ありません。
逆にNHKでも昨年の大河、お前は大河じゃないぞクソが。

個人的に嬉しかったのは、ここ最近「強面だけどいい人役」が多かった遠藤憲一さんが「強面そのままの悪役」を演じていたことです。
やっぱりエンケンさんは、胸クソ悪いくらいの悪役がハマる。
若手の俳優さん方はもうちょい頑張れと思いましたが、脇を固めるベテラン俳優の皆様の演技はさすがの一言でした。


原作があった!

視聴後、Twitterでエゴサーチをしてみたところ、概ね皆さんも高評価のようでした。
そして、この話は原作の漫画があるということを、お恥ずかしながら初めて知りました。
Twitter民の方々の話では、原作はドラマよりももっと話が練られて面白いとのこと。
調べてみると、原作は昨年連載終了しており、単行本が19巻ある模様。
レビューサイトの評価も非常に高く、こちらにも興味が湧いてきました。
iBooksamazon で電子書籍としても販売されているようです。
ドラマは二夜連続とはいえ合計4時間で話をまとめないといけませんから、おそらくドラマで表現しきれなかった描写もたくさんありそうです。
また、原作とドラマはラストに相違があるらしく、人間関係もドラマでも複雑だったんですが、原作ではさらに複雑怪奇な模様。
いいね、頭使う複雑な話は大好物!
こういう事件や事故を題材としたフィクション作品って、どこまでが真実でどこまでがフィクションかがわからなくなっちゃうこともありますが、史実をうまくエンターテイメントとして昇華する作家さんには脱帽の一言です。
いい作品だったら小説だろうと漫画だろうと関係ありませんので、久々に漫画を大人買いしちゃおうかなーと思っています。