Live Tonight Sold Out!〜弘前ライブ〜

最高だった。
最高だったよ。
予告通り弘前にてライブを行ってきました。
ライブも、仲間も、全てが最高でした。
バンドやってて良かったと思ったライブでした。
バンドやってていいんだと思ったライブでした。
みんな、ありがとう!




 

ブルカラに誘われて

 

すでに10年弱の付き合いになる青森のバンド、blue colorS、略してブルセラ…いや、ブルカラ(←もうこのネタ使うのも何度目でしょうか?)。
何度か山形に来て一緒にライブをして一緒に騒いだメチャメチャカッコいいバンドです。

blue colorS HP!!

 

今回はブルカラのイベントにお誘いを受けて、山形から盟友カッパマロ、Chihoさん率いるPinhead screamer、そして我々everything-differentの3バンドが弘前を襲撃!

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朝8:30、菅生SAにて毎度おなじみカッパマロとeverything-different。カッパマロの壮大な寝坊で我々の人生の大事な30分を棒に振りましたが、いざ弘前へ珍道中スタート。

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道中のSAで肉まん食べて大喜び。肉まんごときをネタに笑い転げることが出来る自分の感性が嫌いじゃありません。

 

弘前MagNet

今回の会場は弘前MagNet。
最大350名のお客様が入る大きなハコで、メジャーなツアーバンドのライブも行われているとてもいいライブハウスです。
特筆すべきは、こちら様はライブハウスになる以前は元々映画館だった様で、ステージ背面の黒い段幕の後ろに巨大なスクリーンが今も残されています。
その大きさ横6メートル、縦3メートル!!!
久しく使われてないであろうその巨大スクリーン、我々が使ってあげようじゃないか!!!(上から目線も甚だしい)
元々映画を投影していたホンモノのスクリーン、VJがいる我々にうってつけの会場です。
リハでそのスクリーンを見た奇才VJ ALEXは、嬉々として手持ちのボジョレーをラッパ飲みしておりました(これが後々惨劇に繋がることを、この時の彼はまだ知らない)。

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弘前MagNet。ライブっぽい宴会会場はこちらです。

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今回の主催者ツッシーと小生。弘南の貴公子と山形の貴公子

 

過去最高のライブ

演った。
演り切った。
最高のライブだった。
今回のライブは結成以来、いや、私のバンド人生以来最高のライブでした。
とにかく全てが最高だったぜ!
総括として後述しますが、本当に最高だったぜ!

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ライブ前のeverything-different。背後霊の様にカッパマロ。

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デカいスクリーンをバックにいざ!

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今回はhideki223のギタープレイがキレッキレでした!

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今回のライブはALEXのためのライブでした。デカいスクリーンに嬉々としてVJプレイ!

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俺様の煽りとステージングはアウェーでも盛り上がるぜ!

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ステージ終了後、全く見ず知らずの現地の女性2名に熱狂的に握手を求められました。1名は顔出しNG(←エロい方面じゃない)のため、お一人とパシャリ。その他にも地元のお客様にも対バンの方々にもものっすごく褒められて有頂天ですキリッ!

 

打ち上げからが本番です

最高のライブパフォーマンスの後は、最高の打ち上げです!
ALEXはライブの出来に満足し、飲み過ぎとアドレナリンの異常分泌によりあえなく撃沈し、ホテルで死んだように寝ておりましたw
ブルカラとその仲間たち、我々のために青森の郷土料理をとお店に無茶振りして頂いたらしく、美味しい海の幸・山の幸を存分に堪能させて頂きました。
また、数日前に誕生日を迎えたカッパマロのボーカリスト水戸部のために、特製ケーキも準備して頂きました。
突然のサプライズにカッパの水戸部は感動。
こっそりひとりで泣いていたのを私は知っています。
翌日には観光に連れて行ってもらったりとあまりにも手厚いおもてなしに感じ入るものがありました。
正直バンドマンてはみ出し者が多いです。
でも、そんなはみ出し者でも情に厚いヤツらが多い。
本業での人間関係より本音を語れるヤツらも多い。
青森の仲間たちはそんなヤツらです。
青森のお前らサイテーでサイコーだよ!
今度山形来た時は、これ以上のサイコーのおもてなししてやっからな!

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カッパマロの水戸部が数日前に誕生日。ブルカラメンバーが内緒でケーキ屋さんに特注したカッパケーキ。クオリティ高過ぎ、水戸部ウザすぎ。

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カッパケーキの登場で泣きそうなリアルカッパ水戸部

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主催者の妹ちゃんはお兄ちゃんと似てません。似てなくて良かったね!

 

バンドとは

最高でした。
最高の日でした。

我々は趣味でバンド活動をしています。
しかし、趣味とはいえ悩みや葛藤があるのも事実です。
メンバー全員がバンドサウンドやクオリティ、その他諸々の事で悩んでいます。
好きなことのはずなのに悩んでいます。
先週主催で行ったイベントに来て頂いた方には大変申し訳有りませんが、その時は決してクオリティの高いライブとは言えず、本当に不甲斐なく、大変申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
hideki223に至っては「弘前のライブがダメだったらバンド辞めようか」と思っていたくらいです。

何故そんなに悩むのか?
自分たちが楽しければそれで良いのではないのか?
そう思う方もいらっしゃるでしょう。
でもそれは絶対に違うんです。
お客さんは身銭を払って脚を運んでくれるのです。
その対価としてお客さんを楽しませなければならない。
お客さんが「来て良かった」と思わせなければならない。
バンドの独りよがりはスタジオでやればいい。

何故そんなに悩むのか?
悩むんだったらバンド辞めればいいんじゃないのか?
そう思う方もいらっしゃるでしょう。
バンドや音楽を取り上げられたら自分には何も残らないのではないか?
ちっぼけな「ただの人」になってしまうのではないか?
こんな気持ち、バンドやってる人だったら分かって頂けますかね?
でもそれってただバンドをやっているっていう事実にすがりついているだけで、音楽を楽しむという本質を見失ってしまっている気がします。

何度も言いますが、今回のライブは最高だった。
上に書いた悩みなど払拭する内容だった。
純粋に楽しむことが出来たし、お客さんにも喜んでもらえたという確かな反応があった。
バンドやってて良かったと素直に思えましたし、自分はバンドやってていいんだと素直に思えました。
とても実のある充実したツアーとなりました。

最後に、対バンの皆様、スタッフの皆様、来てくれたお客様、そしてblue colorS御一行様、本当にありがとう!
あなた達のおかげで私はバンド続けられます。
今年のライブ予定は全て終了しましたが、我々はさらにグレードアップしてまたライブ演ります。
また来年お会いしましょう!
ピース!

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打ち上げ終了後ホテルで二次会のつもりが屍になったhideki223と小生(ALEXはライブで興奮し過ぎて打ち上げ前に事切れました)。青森で発生した本件を捜査本部は「りんご殺人事件」と命名しました。愛すべきダメ人間。バンドマン最高。