誕生日にオールデンのロングウィングチップを購入しました

去る8月23日、小生は誕生日を迎えました。
各種SNSやLINE、メールや電話でのおめでとメッセージ、100件以上も頂き大変感謝しております。
でも諸君達、おめでとメッセージや「いいね!」だけで何一つプレゼント頂いておりません…
仕方がないので自分で自分にプレゼント。
Alden買っちまったぜ!





Aldenとは?

Alden(オールデン)
1884年、Charles H.Aldenがマサチューセッツ州のミドルボロウに設立したUSA(アメリカ)を代表する老舗シューズブランド。
最高品質の素材を使ったメンズトラディショナルシューズが揃います。
日本でも支持は厚く、その履き心地の良さは世界的に認められています。

Alden of New England

男なら誰でも憧れるAlden。
そしてAldenと言えばコードバン。
コードバン(cordovan)は、農耕用馬の臀部から採れる皮革で、主に革靴や鞄、財布などに使用され、昨今では小物用素材としても普及しています。
1頭から採れるコードバンの量はごくわずか。
コードバン特有の艶は、履くほどに艶やかになり、 磨けば磨くほど独特な美しい光沢を放ちます。
また、コードバンは独特の艶に履き皺がはいることでさらに魅力的な一品に仕上げることが出来ます。
ここ数年どちらかというとカジュアルな着こなしに相応しい靴を中心に楽しんできましたが、今後はビジネスの装いをよりブラッシュアップしてくれるような篤実な仕事靴をじっくり探して手に入れたのがAlden。

数あるモデルの中から今回購入したのはロングウィングチップ。
好きなんですよ、ウィングチップ。
典型的なスーツ用の靴と思われている人がいらっしゃるようですが、もともとウィングチップはカントリースタイル用の靴です。
つまり、カジュアル寄りの靴。
冠婚葬祭(フォーマル)にはまったく向いていません(一般に、ゴチャゴチャしたデザインのものはフォーマル向きではない)。
でも超カジュアルかと言えばそんなこともない、そんな立ち位置が好きなのかもしれません。
自称オシャレキッズ(←オシャレでもキッズでもないというツッコミ絶賛お待ちしております)の私は、この子をスーツでパリッと履きこなしますよー!


いざご対面

box
箱がすでに高貴!

alden_longwingtip
出ました!ロングウィングチップ!バリーラスト、コードバン!黒に見えるけどダークバーガンディ。最強。

wingtip
コードバンのこの質感最高!好みはあると思いますが、やっぱりウィングチップはいい!

longwingtip
そしてやはりウィングはロングに限る

side
どこから眺めても美しい。酒の肴になる靴(小生下戸)。


Alden最強伝説

最強。
まさに最強。
一見してとにかく普通の靴じゃありません。
この靴がはたして私の普段の着こなしに取り入れやすいのか、汎用性があるのか、全く答えは出ませんが、実物を見るとその輝きとオーラに感動してしまいました。
木型の「バリーラスト」についてはもう文句のつけようがありません。
私の足にはぴったり心地良い。
ダブルソールで分厚くゴツいですが、3回も履いたら柔らかく馴染むことでしょう。

Aldenの靴は耐久性とそのエイジングの妙に大きな魅力があるんだと思っています。
ですから私にとっては極めて貴重なものですが、とにかくしっかり履いて育てていくつもりです。
さっそくこの手の靴では定番のペンを使った「皺入れ」を慎重に行っていい感じになりました。
※この「皺入れ」、賛否両論あるようですが私は早期に皺を入れてしまう派です。

たかが靴に十数万円なんて馬鹿げているかもしれませんが、オシャレは足元からと言うじゃありませんか?
購入して全く後悔していません。
むしろ二足目のAldenは何を買おうかなーとか思ってしまっている次第です。
この子履いて、ガシガシ仕事するぞー!

wallet
Aldenの靴と一緒に買ったCOMME des GARÇONSの財布。散財したなぁー(遠い目)。