30t Project
東日本大震災から1年が過ぎました。
起こるはずのなかった想定外の『地震』『津波』そして『原発』の諸問題
『安全神話』は完全に崩壊。
今を生きる私達が、現在進行形で起きている惨劇を風化させないために、一体なにが出来るんでしょう?
友人が立ち上げた企画
皆様に問います。
東日本大震災を、『もはや過去の事』『すでに終わった事』『自分には関係のない事』と思っている方、どれくらいいらっしゃいますか?
震災直後募金をされた方、その後アナタのお財布から募金はされましたか?
物資を送った方、その後身銭を切って追加物資は送りましたか?
「そんなお前は何かやっているのか?」との声もあるでしょう。
ハイ、やっています。
今まで、このような場で言うのはとてもカッコ悪いし、「自分はこんな事をやっているんだぜ!」と震災を利用したヒーロー気取りに取られるのがイヤだったので公言するのが憚られてたんですが、実は震災後毎月一定額の募金を欠かさず行っています(必要あれば明細書提示します)。
まあ、私は活動家ではないので正義感ぶって「みんなで何かをしよう!」と声高く言うつもりはありません。
こういうモノは不言実行でやるものだという声、ごもっともです。
しかし、最近のマスコミの報道の仕方なんかを見ていると、すでに終わった事として処理されている様な気がしてなりません。
想い出ダイアリー的な番組を見ると反吐がでます。
実際はまだまだ終わっていない。
というか始まってもいない。
瓦礫の処理などもそうですが、今一番問題なのは原発でしょう。
隣県福島の方々は、今までの当たり前だった生活を失い、『安全圏』で暮らす人々からの謂れの無い風評被害に苦しんでいます。
こんなことがあっていいのでしょうか?
そんな中、私の友人でもありバンドマンでもある @ken69izm が、被災地に救援物資を届け、現地の生の声に触れ、こんなプロジェクトを立ち上げました。
30t project
目指せ30t!! 30t Project
なぜミネラルウォーターなのか?
どっかの偉い政治家が勝手に決めた丸の中に入れられた街。
着飾ったアナウンサーがスカした顔で言う30km圏内。眼に見えない毒みたいなモノがあちこちに撒き散らされてるこの状況で蛇口から出る水が絶対安全だと思えますか?
その水を子供に飲ませたいですか?ミルクを必要とする子供に安全な水を飲ませたいと思うのが親でしょ?
担当の方もおっしゃってました。
水道の水は怖くて飲ませられないと。集まった水はそこの託児所だけが使う訳ではなく、幼稚園や学校を始め様々な施設にも分配してるそうです。
未来ある子供達に安全な水を。
ただそれだけの事です。
至ってシンプルです。いつまでこの状況が続くのかもわからないし、いつまで出来るかもわかりません。
それでも出来る範囲で協力したいと思っています。700kgの水を一回持ってったくらいでは全然足りない。
僅かであっても継続的に協力して行く必要があるのではないかと。そこで立ち上げたのがこの『30t Project』
目標として、水を30t集めたい。
だから『30t Project』みんなに賛同してもらえるとは思ってません。
売名だとか偽善だとか思う人もいるかも知れません。
前回も『支援物資集めてるんです』と言ったら鼻で笑われたり、「こっちが支援してほしいくらいだ」などと言う人がいました。こういう時にその人の中身が見えるものです。
異議がある方は協力してくれなくても構いません。
賛同してくださる方がいるなら、僅かでも構いません、協力していただけたら幸いです。
たくさんじゃなくても大丈夫。
何かやりたい、でも何をやっていいかわからない。
そんな時はお水を持ってLIVE A_R_Bへ!
一本でもいいんです。500mlが1Lに
1Lが2Lに・・・みんなで持ち寄ったらいっぱいになるはず!
30t Project HPより引用
ここで私が趣旨を説明しようとすると、本当の趣旨とズレてしまう可能性もあるため、詳細はこちらをご覧頂ければと思います。
発起人は @ken69izm の他、我がバンドの @hideki223 と @ALEX69ROCK 。
@30t_project のTwitterアカウントもあります。
もちろん私も自分が設定した金額まで募金を続けながら、出来る限り協力を惜しまないつもりです。
山形県内にお住まいの方でミネラルウォーターを直接持って行きたいという方、県外在住でもこのプロジェクトに協力したいという方のために、送り先を記載しておきます(ネット通販の送り先を直接下記住所にしても構わないとの事)。
〒992-0039
山形県米沢市門東町3-2-51
0238-22-8556
LIVE A_R_B「30tProject」係
水を被災地へ
もう一度言います。
私は活動家ではないので正義感ぶって「みんなで何かをしよう!」と声高く言うつもりも、何かを強制するつもりも、毛頭ありません。
人間誰しも自分が大事。
まずは自分の事、家族の事に目を向けるのは、人として当然の事とも言えます。
でも、自分の事が一段落したら、ちょっとだけこういったプロジェクトを思い出して欲しい。
自分の事、家族の事に目を向けたくても向けられない被災地の方々のために。
古人曰く、
『10代では自分の事を考えよ』
『20代では家族の事を考えよ』
『30代では地域の事を考えよ』
『40代では国家の事を考えよ』
『50代では世界の事を考えよ』
今は未曾有の国難の時。
そろそろ自分以外の事を考えて行動してもいいんじゃないでしょうか?
こういった活動は短期的視点より中・長期的視点がなによりも大事。
そう言う意味での30t。
@ALEX69ROCK が考案した30t Projectのロゴがあります。
細く長く、いつかこのロゴマークが満タンになるまで、皆さんのほんのちょっとした善意が集まればと、このエントリーを結びます。