スケートボード用にXLARGE別注のG-SHOCKを購入しました
子供達に負けまいと僕もスケートボード頑張っています。
でも40代になっちゃうと身体が思ったように動かないのもまた事実。
オン・オフ問わず身につけているお気に入りのカルティエパシャC、転倒してぶっ壊れたとかシャレになりませんので、タフネスな腕時計を新調しました。
スケートボードにカルティエのパシャは危険かも!?
僕が普段身につけている腕時計はカルティエのパシャCです。
購入以来のお気に入りで、とても大事にしています。
どんな服にも合ってしまう万能なデザインで、オン・オフ問わずにほぼ毎日身につけており、昨年留め具が壊れてしまったパシャCをわざわざ銀座店に持ち込んで直してもらったくらい気に入っている大事な時計です。
でも子供達がスノーボードを始めたあたりから、何でもかんでもTPOを問わずパシャを身につけることに疑問を感じていたのは事実です。
値段がお高いパシャをアクションスポーツの時に身につけて、万が一壊れてしまったらと考えるとゾッとしてしまいます。
よってスキー場に着いたら車内にパシャは置いていくんですが、普段腕時計を身につけるのが習慣になっていると、手軽に時間が分からなくなるのは不便極まり無いのです。
さらに、本格的に子供達がスケートボードを始めた今シーズン、僕もスケートボードの楽しさを再認識、子供達同様楽しんでいるんですが、老化した身体は正直なんですよね…
ここ最近でも2〜3回派手に転んでしまいました…
当然スッゲー痛くてまた骨折なんていうことにならないように気をつけてはいるんですが、それよりも気がかりはその転倒全てにおいてパシャの留め具がパカっと外れてしまうんですね。
もともとパシャの留め具は見た目をシンプルに美しくするためにバタフライ型の構造をしてるんですが、いかんせんこの構造は衝撃にめっぽう弱い印象です。
幸い昨年壊れたようなパカパカ外れやすくなる症状にはなってないんですが、このまま繰り返しちゃうと同様の症状になっちゃうのは火を見るよりも明らかですし、最悪前面のガラスが粉砕したり致命的なダメージを及ぼす可能性大です(そもそも転ばないくらい上手くなれよという話なんですが)。
そんなことになったら精神的にもお財布的にも大打撃。
スケートボードやスノーボード用として新たに腕時計を購入することにしました。
頑丈な腕時計といえばやっぱり
あらゆる衝撃に耐える腕時計といえば、やっぱりカシオの G-SHOCK でしょう。
G-SHOCK(ジーショック)は、カシオ計算機株式会社が、1983年(昭和58年)から販売している腕時計のブランドである。
一般には、「Gショック」とも表記される。Wikipediaより引用
確か僕が高校生の頃、映画「スピード」でキアヌ・リーブス演じる主人公のSWAT隊員が劇中で着用(これはキアヌさんの私物だったらしい)、映画の大ヒットと一緒に大ブームとなり瞬く間にストリートカルチャーに浸透していきました。
あの当時「NIKE Air Max」「吉田カバン」そして「G-SHOCK」はストリートの3種の神器と言っても過言ではありませんでした。
こうして日本でブレイクしていくんですが、実は最初に火が付いたのはアメリカだったらしいのです。
当時アメリカでは、誇大広告を検証、告発するニュース番組が放送されてたんですが、G-SHOCKのCMが槍玉に上がりました。
どんな内容のCMだったのかと言えば、アイスホッケーでパックの代わりにG-SHOCKをハードヒットしても壊れていないというものでした。
「そんなはずない」と番組内で実験したら本当に壊れなかったんですね。
それ以来、全米でG-SHOCKが売れ始めたというわけです。
日本での人気は、アメリカでの評判が逆輸入される形で高まってきました。
当然若かりし頃の僕も御多分に洩れず、G-SHOCKを3本くらい購入した記憶があります。
逆輸入版とかコラボモデルとか買って喜んでたなぁ(遠い目)。
当時はG-SHOCKの他にスイスのswatchも流行ってました。
周りの友人もどちらかの腕時計を持っている子が多かったのですが、無骨なデザインがとてもカッコ良くて男子の人気は圧倒的にG-SHOCKだった記憶があります。
G-SHOCKの一番の魅力はおそらくその機能性でしょう。
これだけハイスペックな腕時計はそうそうありません。
でも僕も含めてG-SHOCKを身につけていたほとんどの人は、軍人さんのような陸・海・空のプロではありません。
はっきり言って一般の人にはオーバースペックです。
ただ、やり過ぎなほど「プロ仕様」なんですよね。
おそらくそのやり過ぎ感あたりでしょうか、「男子の世界」とでも言いましょうか。
G-SHOCKには「メカ」「探検」「戦い」といった、ワクワクするようなイメージがあるんだと思います。
こうした少年心をくすぐる演出は、男ならばテンション上がりますよね。
「壊れない腕時計」というテーマのもと開発され、腕時計にタフネスという概念を築き上げたG-SHOCK、まさにスケートボードやスノーボードなどアクションスポーツにピッタリです。
あの頃から推定25年ほど経過しましたが、ちょいとG-SHOCKがまた気になり始めました。
ちなみにApple Watchという選択は無かったのか?
話は前後しますが、お目当てのG-SHOCK購入後何人かの方には
「お前だったらApple Watchをチョイスするんじゃないの?」
と言われました。
Apple Watch Series 3 Apple Watchは、健やかな毎日を送るための究極のパートナー。様々なフィットネス、心拍数のチェック、通信のための機能を搭載しています。
なるほど、確かに僕はMac使いですし、iPhone使いですし、一時期Apple製品は良かろうが悪かろうが誰よりも先に購入したいというアーリーアダプターでしたから、その問いも理解できます。
ではその問いに正直に答えれば、スポーツウォッチとしてApple Watchを選ぶという選択は全く頭に思い浮かびもしませんでした。
多分僕は無意識に、腕時計は装飾品のひとつだと思っています。
そういう意味で自分の中でApple Watchという選択は「無し」なんです。
ここから先は僕の主観というか個人的なセンスの問題というのをあらかじめお断りしておきますのでご気分を害する方がいらっしゃったら大変申し訳ないのですが、Apple Watchは僕の中で「カッコいいプロダクトではない」んです。
Apple Watch用のリストバンド、ハイブランドのものも販売してたりしますが、それでも僕の心に響きません。
確かにApple WatchだったらG-SHOCKとはまた別の意味で本来の時計の機能の他にたくさんの機能があり(むしろ時計としての機能がオマケなのかも)持ってればとても便利なのは理解できます。
メールチェックやちょっとしたナビ代わりにマップを見たり音楽聴いたりと確かに便利。
特に現行のSeries 3は出来ることがだいぶ増えてきて、iPhoneが手元になくても通話出来ちゃいますし、GPSや高度計も内蔵してますからスポーツウォッチとしていい感じに使えそうです。
でもなぜか欲しいと思わない。
具体的にどこがどうだからと言えないんですが、グッとこない。
高価だからとかそういう理由じゃなく、単純にあのプロダクトデザインに心を鷲掴みにされるような感覚を覚えないからの一言に尽きます。
おそらく今の形が大幅に刷新されない限り今後もApple Watchは買いません。
でも再度書き示しておきますが、これは僕の主観であり、各々センスも違いますから、Apple Watchをディスってるつもりは毛頭ございませんのであしからず。
XLARGE別注のG-SHOCKをチョイス
話を戻します。
G-SHOCKが気になり始め、さてどんなモデルを買おうかと検索すると、あるわあるわ今もいろんなモデルがリリースしてるんですね。
当時のままの無骨なブラック、真逆でクリーンなイメージのホワイト、ショップやブランドの別注品など、目移りするほど種類が豊富です。
そしてたくさんの候補の中から僕が選んだのはストリートブランド「 XLARGE 」別注のG-SHOCKです。
正直この子は一目惚れでした。
大きめのフェイスなので定番のブラックだったら野暮ったく感じてしまうかもしれませんが、ミントグリーンの外装とホワイトフェイスがあまりにも可愛く、爽やかな印象を与えてくれます。
ジャケ買いならぬ色買いしてしまいました。
久々に購入したG-SHOCK、早速腕に装着してみると、いつも使っているパシャより圧倒的に軽いです。
パシャは適度な重みがいかにも腕時計を着けているという感覚になるんですが、G-SHOCKは存在感ハンパないのに装着していることすら忘れてしまいそうな圧倒的軽さ。
久しぶりのデジタル表示の文字盤は、まだ目が慣れていませんが、通称「三つ目」と呼ばれる上部のインジケーターとかとても良い感じですね。
今まではパシャが余りにも気に入り過ぎててTPO問わずに着用してましたが(パシャが万能なデザインということも大きいのですが)、それ故発生した不安要素がG-SHOCKを購入したおかげで完全に払拭されました。
これでキャンプの時も海なんかで水遊びする時も、スケートボードやスノーボードの時も、目一杯楽しめそうです。
シンプルなTシャツにこの子を合わせて早くスケートボードを楽しみたいです。
可愛すぎて腕に着用するのがもったいない