Bad Brainsのドキュメンタリー映画が日本上陸!
山形はドキュメンタリー映画際などが開催される街です。
ドキュメンタリー映画って、変に造られた感がないリアルさや生っぽさが魅力だと思っています。
なんと、僕が若かりし頃大好きだったBad Brainsというバンドがドキュメンタリー映画の対象になってました。
しかも今夏日本上陸だそうです!
Bad Brains
バッド・ブレインズ(Bad Brains)とは、1978年にメリーランド州プリンス・ジョージ・カウンティで結成されたパンク・ロックバンド。
初期はアメリカン・ハードコアのオリジネイターとして、後にはレゲエ、ヘヴィメタルの要素も取り入れた、ミクスチャー・ロックの先駆けとして名を馳せた。
また、メンバー全員が黒人のパンク・バンドとして、初めて大きな音楽的影響力を持ったバンドである。Wikipediaより引用
僕のBad Brainsとの出会いは学生時代に遡ります。
当日僕はバンド活動をしながら、仙台のマニアックなレコード屋でバイトをしていました。
入荷した商品を店頭に並べる作業をした時に、ダンボールの片隅に転がっているひとつのカセットテープを発見。
今時カセットテープ?と不思議に思いつつも、ホワイトハウスに雷が落ちる黄色い有名なジャケットワークがやたらと衝撃的でした。
そのカセットテープこそ、1982年にリリースされたBad Brainsのファーストアルバムだったのです。
店長が所有していた同アルバムをその場で聴かせてもらい、これまた衝撃的。
今まで聴いたこともない程の高速チューンと、ともすれば暴力的にも感じられてしまう歌詞。
また、他のハードコアバンドと同様、人種差別や権力に対する反抗という側面もありますが、ラスタファリズムと言われるジャマイカ発祥の自然回帰的な思想運動にも影響を受けており、音楽的にはレゲエとハードコアのとミクスチャー路線なのが幅があるバンドです(店長のウンチクより引用、店長元気かなー?) 。
当時の僕にとってその音源はあまりにも衝撃的で、その場でそのカセットテープを購入、店頭に並ぶことはありませんでした。
毎日毎日聴きまくり、文字通りテープが擦り切れるまで聴いていた、思い出深いアルバムです。
ものっすごくクセがあり、絶対に好き嫌いがハッキリ分かれるバンドだと思いますが、そのクセにハマってしまうとドツボにはまります。
僕のミクスチャー好きはBad Brainsが形成したと言っても過言ではありません。
Bad Brainsが映画に!?
僕に衝撃を与えてくれたBad Brainsが2012年にドキュメンタリー映画になっていて、今夏日本上陸するという情報を知りました。
お恥ずかしながら、Bad Brainsにフォーカスした映画が存在していることすら知らなかったため、この情報を知った時は
「ファッ!?」
と素っ頓狂な声を出してしまいました。
でも彼らの経歴って、確かにドキュメンタリーの題材としてはピッタリなんですよね。
ライブをすれば、常に暴動寸前の熱狂を呼び起こし、ライブが終わったあとのクラブでどこかが破壊されていないところは無く、そのためバンドはワシントンD.C.中のクラブから締め出しを食らってしまったり、あまりにもラスタファリズムに傾倒し過ぎたメンバーが脱退、再加入を繰り返したり、活動停止と再開を繰り返したりと、バンドの浮き沈みの振り幅が大き過ぎですからね。
観たい。
スッゲー観たいぞこの映画。
正直前回エントリーしたスティーブ・ジョブズの映画よりも観たい。
残念ながら7月16日から渋谷HUMAXシネマにてレイトショー、その後全国順次公開とのことで、おそらく山形での公開はないんじゃないかなーと…
でもどうしても観たい。
都合良く東京出張とかの予定入んないかなー。
久々にBad Brainsの音源でも聴いて、なんとか観れる方法を模索しようかと考えている次第です。