【スノーボード】FLUXのバインディングを購入しました
書きたくてもなぜか書けないという売れない作家のような日々が続いておりました。
常に書いてないとダメですね、頭が腐ってしまいます。
さて今回は、前回に引き続きウィンタースポーツのお話。
もはやシーズンオフ間近のギリギリにこんな話もなんだかなあと思いますが、止むに止まれずバインディングを購入したお話です。
バインディング破損
僕が勤務する会社の連中や取引先の皆様と近隣のスキー場に遊びに行った際、そのスキー場の一番起伏に富んだコースの頂上から一気に滑り降りるガチンコのスピードレースを行いました。
激闘の末優勝出来ましたが、足元に異変。
右足側のトゥストラップがブチ切れているじゃありませんか!?
実はこの右足側のバインディング、昨年アンクルストラップもブチ切れて応急処置をしていたのです。
もう何年も使っていたバインディングなので明らかに経年劣化なのは分かっていたのですが、さすがにどちらのストラップも応急処置で済ますには忍びない…
というか見た目が強烈にダサくなる…
もう飛んだり回ったりという年齢でもないですし、ゆったりフリーランを楽しむために快適なバインディングを購入しようと思い立った訳です(じゃあスピードレースとかやるなよというツッコミ不要)。
ちなみに格好のブログネタにも関わらず、破損したバインディングの写真を撮り忘れた僕はブロガーではないのかもしれません…
てか、スキー場でそんな気軽にスマホで写真なんか撮れっかよ!(←心の声)
さらに、スキー場で滑ってる最中に自撮り棒使ってスマホで撮影してる奴どんだけナルシストなんだよ危ねーんだよクソが!!!(←言葉が過ぎましたが心の声二度目)
いやマジで、スマホをキャップやヘルメットに括り付けるのであれば大丈夫なんでしょうけど、自撮り棒使ってライディングだと、スマホの画面を見てしまって他の人にクラッシュとかシャレになりませんから、あなたがどうなろうと知ったこっちゃありませんが、他の人のために止めてください。
FLUXのバインディング
さてさて、買うと決めたバインディング。
どこのメーカーのものにしようかと物色開始。
バインディングとは不思議なもので、高価だからいいというモノではなく、どういうライディングをするかで選ぶモノも異なってきます。
今までは世界最大手のスノーボードメーカー”B”社のバインディングを一途に使い続けて来ましたが、今期のモデルはイマイチ自分好みのモノが無い。
上述の通り、もう飛んだり回ったりはするつもりがないので、機能性よりデザインや快適性という面で以前から気になっていた” FLUX “のバインディングをチョイスすることにしました。
1992年に『日本人の足型に合う最高のビンディングを作る』というコンセプトの元に発足したFLUX BINDINGS。
独自の特許機構(UU fit system : ストラップがハイバックに向かって内側に巻き込むように締まることで足首のホールド力を増すことができる)など、ビンディングを常にネクストステージへと先導したブランドの一つ。
僕がスノーボードを始めた頃、FLUXのバインディングはまだ国内しか流通していないバインディングでした。
それが現在は、世界中で指示されるブランドにまで大きくなっています。
その当時の僕のFLUXに対するイメージは、「日本人向けで機能的にも申し分無いが重い」というものでした。
でも進化ってスゴイですね。
店頭でFLUXのバインディングを持ってみたときの第一印象は「軽っ!」
いい意味でそれまで持っていたイメージを完全に覆されました。
また、カスタムスタビライザーというパーツでフレックスも自由自在。
かなり微調整が効きそうですし、オールマイティに遊べそうなのでFLUXのDS Ltdに決定!
シーズンオフ間近の購入のため、だいぶお安くゲット出来ました。
試走してみた
スノーボード本体に取り付けした翌日、どうしても試走したくて、スノーボード特訓中の娘をたぶらかし、一緒にスキー場に行って来ました。
雪質はこの時期特有のいわゆるザラメでしたので、繊細なレスポンスが得られないのは仕方ないのですが、大雑把な感覚は掴んできました。
まず装着感ですが、ふんわりしてるのにキッチリ包み込むように締め上げてくれる感じとでも言いましょうか、とても不思議な感覚です。
今までのモノは、特にアンクルストラップ側をキリキリに締め上げるとどうしても足が痛くなってしまってましたが、これは締め上げても痛くなりません。
長時間のライディングだとまた話は変わると思いますが、ファーストインプレッションは非常に優しい締め心地(エロくない)。
ストレスレスな長時間のフリーランが出来そうな感じです。
また、巷ではグラウンドトリック系に向いているバインディングと言われているようですが、確かに今までのモノと比較すると反応はおとなしいです(今までのモノがあまりにもキリキリにセッティングしててチャキチャキし過ぎ、すごくクイックなバインディングだったのですが)。
その分スイートスポットが広いので、多少のミスタッチがあっても吹っ飛ぶ恐れはあまり感じません。
この「エッジングをミスったら吹っ飛ぶかも!?」という恐怖心を感じずにハイスピードを攻めていけるのは自分的にはかなり大きいです。
また、上述のカスタムスタビライザーを左右外側内側共に装着したおかげなのか、スノーボード本体もスタンス幅も変わって無いはずなのに、フレックスが固めに感じ、また、マイルド目なバインディングのはずなのにレスポンスが早い気がしました。
この辺は新雪や圧雪したゲレンデだと、また感想は変わってくるかもしれません。
ひと滑りしてみた全体的な感想としては、上手ければ上手いほど面白いバインディングだと思います。
かといって上級者向けという訳でもなく、いろんな層のユーザーが満足出来るバインディングではないでしょうか?
僕としては今後のライディングはゆったりフリーランを楽しみたいと思っていたので、「自然体で滑れる」バインディングという印象で、とても満足出来る買い物でした。
追伸
絶賛特訓中の長女、今までは斜面の緩い所で慣れさせて、登りは僕がえっちらおっちら娘をスノーボードごと押して登っていましたが、ようやくこの日リフトデビュー出来ました。
最初は今までにない傾斜にビビってましたが、雪山を滑り降りるのが快感らしく、何度転んでも
「もう行く」
「すぐ行く」
とどんどん滑り出すんです。
いやー、嬉しいねえ。
昔から、子供が出来たら一緒にスノーボードするのが夢でしたので、夢の第一歩を共に踏み出せて感無量です。
本人は楽しんでいるようですが、父のわがままを受容してくれて本当に感謝しています。
例え今後反抗期になっても、一緒に雪山行きたいですね(あまりにも生意気な口聞くようなら雪山に投げ捨てるけどなw)。