心地良いアフターサービス
現在はインターネットを使って様々なモノを購入出来る時代です。
実際のモノを見ないで購入するため「買い物の色気」はありませんが、それでも非常に便利な事に代わりはありません。
でも、便利さの代償としてアフターサービスのトラブルケースなどもよく見受けられます。
この度、とても気持ちの良いアフターサービスを享受出来、考えさせられる事がありましたので、久々に筆を取って見たいと思います。
CAMPER(カンペール)のWILLHELM
自称オシャレ番長の私。
自分が身につける洋服や小物類には異常なまでのこだわりがあります。
もちろん『オシャレは足元から』の言葉通り、沢山のスニーカーや靴を購入してきました。
そして6月初旬、今まで見た事もない強烈なデザインのスニーカーを発見!!!
それがこのCAMPER(カンペール)というブランドのWILLHELMというモデル。
Camper – Lifelovers Welcome – Official Online StoreShop Online – ご注文時、及び30日以内のご返品送料が無料になりました …
CAMPERは有名フットギアメーカーです。
ご存知の方も沢山いらっしゃると思います。
本来このブランドの靴は比較的クラシカルかつトラッドな、フォーマルでも履ける靴というイメージでした。
しかし、写真でもお分かりの通り、WILLHELMはCAMPERにしてはとても斬新過ぎるデザイン。
極太の靴紐にソール部分の波形のスペシャルなデザインはDr.中松を彷彿とさせます。
履きこなしの難しいデザインだと感じましたが、その強烈な個性にまさに一目惚れ。
気付いた時には購入ボタンをポチッており、実際にモノを手にして、大満足!
履き心地も、ビビッドなデザインから想像もつかない程良好で、大袈裟ではなく私が購入してきた全てのスニーカーの中でも、1番のお気に入りとなりました。
ソールが…
しかし購入からしばらく経って、WILLHELMにちょっとした違和感。
このスニーカーの最大の特徴とも言える波形のソール部分の一部が、ほんのちょっとだけ剥がれかけているのを発見…
まあ見るからに他のスニーカーとはソールの設置面積が少ないですし、今夏は非常に暑いため、接着剤が緩くなってしまったのかな〜と、靴用のボンドで補修しつつ履いていました。
でも、一度気になってしまったら何をしてても気になってしまうこの性分。
大のお気に入りだし、返事が来て直してもらえたらラッキーかなーと思い、TwitterのCAMPERのアカウント( @camperjapan )にreplyを書いてみたのです。
そして先程、CAMPERのサポートセンターの方から電話が入りました。
担当の方曰く
この度は不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ない(全く不快じゃないんですが)
WILLHELMは変わった形状ではあるが、購入後短期間でこの様なケースはまずあり得ないため、不良品として処理をさせて頂く
幸いにして購入したモノと同じサイズ・柄が残っているため新品と交換させて頂く
「かえって申し訳ないので、修理でも全然問題無いんですがー」
と私が言っても
CAMPERは商品には絶対の自信を持っているが、それ故お客様に対して中途半端な対応では申し訳が立たない。
今回の不良品に関してはきちんと原因を解析して後日文書で結果をメールさせて頂く
もし交換したモノでもトラブル発生した場合、責任を持って対処させて頂くので遠慮なくフィードバックして欲しい
これ以上ないアフターに感激
私はこれまで、様々なモノをインターネット経由で購入し、そしていろんなトラブルを経験してきました。
形あるモノ故不良品が混在するのは仕方ありません。
そこに文句を言うつもりも毛頭ございません。
初期不良を掴んでしまうのは、私の元来の引きの弱さなのでしょう。
しかし、そういった事象が発生した際の対処や姿勢は、その企業の“品格”が表れると思っています。
ここでは書けませんが、アフターサポートのいい加減さに辟易した経験も何度かあります。
そういった意味では、今回のCAMPERのアフターサービスのレスポンスの早さ・気持ち良さ・品の良さは今まで経験したことのないレベルのそれでした。
実際、ホームページにも“ご満足いただけない際は、ご購入後3ヶ月以内は無料で返品を承ります”と記載されています。
商品に絶対の自信があるのが伺えますし、何より顧客の立場に立ったビジネス展開は、数多くの顧客のハートをガッチリ掴んでいることでしょう。
どこかの“売ったら売りっぱなし”の企業とは雲泥の差ですね。
営業として日々の業務をこなしている私にも、考えさせられる事が多々あります。
顧客を満足させるには、最後の最後、アフターサービスにまで気を使わなければなりません。
極論を言えば、アフターサービスを軽視すれば、顧客はどんどん離れてゆく。
あまりにも当たり前の事ですが、日々の業務でも品格のある行動・サービスを展開していこう、そう思える出来事でした。
いやー、それにしても本当にCAMPERの姿勢には恐れ入りました。
ちょうどビジネス用のシューズの買換えをしなければと思っていたところなので、気持ちよいサービスを享受できるCAMPERで購入します。
WILLHELMも数シーズン事に基本的なデザインはそのままで生地の色味を変えてリリースしていくとの事ですので、コレクターになっちゃおっかなー!?
下図
先日伊勢神宮に産前参りに行った際に立ち寄ったミキモト真珠島にて、真珠王御木本幸吉オジさんと私。
足元にはもちろんWILLHELM!
CAMPERサイコー!!!