パートナーシップ

私は医療機器販売代理店に勤務しています。
代理店ですので様々なメーカーさんと取引し、各社の膨大な数の製品を病院に納入、使用の際には立ち会いもさせて頂いております。
メーカーさんも様々でまさに企業の色が色濃く反映されており、海千山千の方々との取引はとても楽しく、とても刺激を頂いています。
製品知識や臨床知識に異常に強く、エンドユーザーの信頼も得ている弊社営業連中を煙たがるメーカーさんも中にはいらっしゃいますが。






Win – Win

ビジネスパートナーとなるべき取引先との関係で1番望ましいのは、俗に言う「Win – Win」の関係を構築する事なのは言うまでもないでしょう。
お互いの営利のために、そして社会貢献のために、手を取り合い、足並みを揃え、販売戦略を練っていく。
特に我々の業種の場合、扱っているモノが医療機器ですから、患者様の予後に直接影響します。
よってビジネスパートナーとなるメーカーさんとは密にコミュニケーションを取らなければなりませんし、時に代理店である我々の方がエンドユーザーに近いため、メーカーさんよりも知識を求められる局面も多々存在します。
ですから私個人的にはメーカーさんとディーラーは全く平等な立場であり、どちらに主導権があってもいけないと思ってこれまで仕事をやってきました。
決して「どちらが上」という考えを持たずに、常に「フィフティ : フィフティ」な関係でいるからこそ相乗効果が2倍以上にも膨れ上がる、そう信じてやってきました。
中には笑顔の裏でアッカンベーをしているメーカーさんもいらっしゃる事でしょう。
でもいいんです。
後述しますがそういう方は透けて見えますから。


社員一人一人の言動が社の言動である

先日、非常に憤慨する出来事がありました。
雨に濡れた子犬(ほど可愛くありませんが)の様にブルブル震えていた、当時ろくでもない青年だった私(現在でもろくでもないが)を拾ってくれた大恩人である我が社の上長に対し、とあるメーカーさんの営業がディーラー軽視とも取れる大暴言を吐いたのです。
彼はそれなりに私と仕事を共にする事も多く、私個人に対しそんな事は言った事がありませんでした。
しかし上長に酷い暴言を吐いてしまった。
これまでも彼の危うい発言が上長や上司になされた事があり、幾度もフォローしてきたつもりですが今回の件は聞くに耐えなかった。
「嗚呼、彼は我々を『所詮代理店』としか思っていないんだな」
そう感じ取れました。
ハッキリ言って信頼関係そのものが崩壊しそうな心持ちです。
残念でなりません。
このように末端社員の何気ない発言が、会社対会社の取引に多大な影響を与えるという事を彼は理解していないのでしょう。
「社員一人一人の言動が社の言動である」
反面教師的に私も気をつけなければなりませんし、一人一人が社の看板を背負っているという至極当たり前の事を改めて実感させられました。
彼の暴言は詳しくは書きません。
このエントリーが万が一彼の目に触れても全く構いません。
おそらく自分の事だとも気付かないでしょう。
そして私をご存知でこのエントリーを読んだ方がいらっしゃいましたら、どうか無用な詮索はなさらないで下さい。
私は何も答えません。
答えるつもりもありません。
しかしあえて苦言を呈させて頂きます。

正直彼が介在しなくても私1人いればなんとでもなります。
勝手にやってみろと仰るのであれば勝手にやらせて頂きます。
普通にその仕事、完遂出来ます。
なぜならば私には信頼して頂いているエンドユーザーの方々がいらっしゃいますし、これまでの経験もありますし、なにより臨床で必要となる知識をまさに「死にものぐるいで」勉強してきたし現在もやっているという自負があるからです。
頭数が少なければ少し大変になりますが、それでも自分が動けば良いだけの話です。
自分の社内的立場を気にしておられますか?
そんな事知ったこっちゃありません。
この程度で社内的立場が悪くなる様な、ぞんざいな仕事しか普段からしていないからそうなるのです。
それよりもご自分の暴言の方がご自分の社内的立場を悪くするという事、気付いて下さい。
とても残念です。

ディーラー軽視、それはそれでいいんじゃないでしょうか?
しかし喧嘩を売ったディーラーが悪かった。
手前味噌ですが、我が社は上長の方針で現場至上主義です。
エンドユーザーをとても大事にしている会社です。
エンドユーザーや患者様のためならば、売上度外視の仕事も多々やります。
立ち合っている時に売上の事など全く考えておりません。
それは「医療の現場で社会貢献を」という社の理念に深く共感しているためですし、目の前の患者様の疾患を我々の扱う製品と我々の知識とスキルで少しでも改善させたいと願っているからです。
現場で真摯にいたいからです。
お陰様で弊社は、現場のお客様から厚く信用頂いている「力のある」ディーラーだと実感する事ができます。
そういうディーラーを一代で築き上げた上長に向かっての暴言、大のオトナがやる行為ではありません。
自分が大物だと思ってますか?
「異端児キャラ」だと自分で思ってますか?
「大人(たいじん)にならんと欲すれば、自ら大人と思う勿れ」
この言葉の意味を考えてみて下さい。
とても残念です。

貴方には何があっても、「な・に・が・あ・っ・て・も」強烈に味方してくれる顧客(ディーラーやエンドユーザー)はいらっしゃいますか?
もうそろそろ営業の仕事をして長いのに、私の目から見たらそういう顧客、貴方にはいらっしゃいませんよね?
それは貴方が変わったからです。
みんな貴方の変化に気付いているから離れているのです。
振り返ってみて下さい。
ディーラーだけならいざ知らず、エンドユーザーにもぞんざいな態度していませんか?
女の子の尻ばっか追ってませんか?
みんな見てますよ。
この先貴方に何かの転機が訪れた時、周りに誰がいてくれるかを想像してみてください。
とても残念ではありませんか?

まずは事態の収束をしたいところではありますが、愛社精神の強い私に出来ることはありません。
とても残念です。


パートナーシップ

見るに耐えない文脈で大変申し訳ございません。
しかし改めてメーカーさんとディーラーにはお互い一緒にやっていこうというパートナーシップがとても重要だと感じます。
お互いがお互いを尊重し、意見を交えながら共に高め合う、そういう関係を各メーカーさんと構築していきたいと思っております。
売上だけしか考えていないメーカーさん、正直こちらは勘付いてますよ。
透けて見えてますよ。
我々から見れば下衆な仕事しかしていないように見えますよ。
しかしそれは逆の立場でもしかり。
下衆な仕事しかしないディーラーもメーカーさんの目にはしっかり透けて見える事でしょう。
不思議と下衆なメーカーさんには下衆なディーラーがくっつくもんです。
我々は崇高なメーカーさんと崇高な理念の元、パートナーシップをがっちり結び社会貢献出来たら、そう願っています。
そしてお互いが「Win – Win」の関係になれたら本望です。
共に笑って楽しく高めあっていけたら本望です。
各メーカーの皆々様、今後とも宜しくお願い申し上げます。
そして最後に一言申し上げてこのエントリーを結びます。
「ディーラー舐めんなよ!」

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シェイクハンドじゃ! by 龍馬伝